ピルボックス(PILLBOX)は、鉄筋コンクリートの箱型防御陣地のことで、ハワイにはあちこちにピルボックスが残っています。
平和な現在、そこから見る海の眺めがいいことから、ハイキングコースが出来上がっていたりします。
さて、カネオヘにあるピルボックスへのトレイル、正式名は、プマエリエリ・トレイルですが、行ってきました。
片道40分程度。小さな子供も行ける、比較的容易なハイキングコースではありますが、急な斜面もあり、
足元はぬかるみやすい場所、砂で滑りやすい場所があるので、
グリップの効くシューズを履いていくのが良いと思います。
場所は、ハワイの平等院のはす向かいです。
その平等院は、こちら、バレー・オブ・ザ・テンプルのメモリアル・パークという墓地の奥にあります。
この芝生の広がるなだらかな丘がメモリアル・パーク。日本の墓地とずいぶん違う景観です。
このメモリアルパークの向かいには、マクドナルドが四つ角にあり、その一角は、スーパーマーケットやサブウェイサンドイッチ、映画館、カフェなどがある小さなショッピングセンター仕様になっています。中央が無料の駐車場で、それを囲むように、店舗が並んでいます。
トレイル専用のパーキングスペースはありませんので、さて、どうしたらよいのか、ここでははっきり書くことをはばまれますが、↑どうしたらいいのかは、察してください。
トレイルへは、メモリアルパークに向かって、信号の左側へ進みます。
左を向くと、こんな感じ↓ 右手が道路を挟んでメモリアルパーク、後ろに道路を挟んでマクドナルドがある状態です。
車道の端を歩くのは危ないので、ある程度のところで、ガードレールをまたいで、芝生側へ入りましょう。↓
これがトレイルの入り口に当たります↓
グアバの実が落ちていたので割ってみました。甘酸っぱい香りが漂います。
木陰もありますが、日差しも入り、なかなか暑いです。
トレイルは、わき道にそれるトレイルがたくさんあるのですが、ピルボックスへは、メインの太い道をたどっていけば大丈夫です。
けっこうな急斜面もあります。
最初のピルボックスには、このような看板、Puu Maelieli(プウマエリエリ )がたっています。ここまでくれば、見晴らしのいい、次のピルボックスまでもうすぐです。
ピルボックス到着! クアロア牧場とその前の海にあるとんがり帽子のような形の島、チャイナマンズハットが左に見えます↓
海にせり出して見えるクアロア牧場のエリア
目前に広がっている海は、カネオヘ湾と呼ばれています。
とにかく見晴らしのいい場所です。ピルボックスの上から撮りましたが、みなさん、ピルボックスの上に腰かけて、眺めを堪能されています。
メモリアルパーク内を道なりに進むと、ゲートがあります。ゲートで「平等院へ行く」と告げると、そのまま通してくれます。
平等院は、道なりに行くと、終点、左手にあります。終点が専用パーキングです。パーキング代は無料です。
今現在、新型コロナウィルスの心配がありますので、マスク着用が必須です。
そして、入り口で、手のひらをかざすタイプの検温があります。
検温をパスしたら、ステッカーをとって自分で胸に貼ります。それがオッケーだったという証拠になります。
それから、窓口へ向かい、入場料を払います。クレジットカードが使えます。入場料は以下の通り。カマアイナ割引もあります(IDの提示が必要です)
平等院へは、橋を渡ります。
中には大きな大仏様が、鎮座されていました。お線香と火が用意されており、誰でもお線香を立てることができます。
外には池と池をつなぐ小川があり、こんなふうに鯉、魚、メダカ、なんとアロワナも!泳いでいました。亀やすっぽん、ブラックスワンもいます。
平等院の左裏に、売店があり、魚も鳥も食べられる餌を2ドルで販売しています。けっこうたっぷり入っていて、楽しめるので、お勧めです。