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2019年2月20日水曜日

スイス・イタリア女一人旅・スイスで交通費を安く済ます方法

こんにちは!
女一人旅、スイス旅行での交通費を安く上げる方法をまとめてくれ、とリクエストをいただきましたので、以下にまとめさせていただきましたー
ご参考になれば。

スイスで私たち観光者が利用する乗り物で考えられるものは、列車、バス、山岳列車やケーブルカー、フェリーも含まれると思いますが、すべての連絡網が緻密に出来ていて、快適に移動できます。

【スイスで交通費を安くするには】

4つの方法がありました


*ユーレイルパスを買っておく
*スイストラベルパスまたは、スイストラベルパス・フレックスを買っておく
*スイスハーフフェアカードを買っておき、切符を割引価格で購入
*スーパーセイビング(早期割引)の切符を買っておく


では、どれを選べばいいのでしょうか。

【それぞれの特徴】


*ユーレイルパス

スイスはEU加盟国では無いためと思われますが、スイスのみ使用できるユーレイルパスというものはなく、グローバルパスというEUのあらゆる国で使用できるパスが適応されます。

ユーレイルパスは通常、訪れる国の数、1カ国、2カ国、3カ国などと組み合わせて、グローバルパスよりも割安に購入することができますが、スイスと他の国を合わせる場合、2カ国でも、グローバルパスになります。
1ヶ月以内の3日間使用、2等で257ドルから(2019年2月現在)

*1等と2等から選びますが、購入時によっては、2等料金で1等へ無料アップグレードしてくれるスペシャル期間もあります
*12歳から27歳までは、ユース割引があります。
*4歳から11歳までの子供は、パスを購入時に子供用ユーレイルパスを申し込むことで、交通費が無料となります。(スイスでは5歳以下は無料)
*主要なフェリーが割引価格になります
*ベルニナ鉄道は予約料が多少かかります

ユーレイルパスのサイトはこちら(日本語)



*スイストラベルパス&スイストラベルパス・フレックス

連続する3日、4日、8日、15日の4種類のパスがあり、スイス国内の列車とバスが乗り放題なのが、スイストラベルパスです。

使用開始日から1ヶ月内のお好きな3日、4日、8日または15日間に使えるパスが、スイストラベルパス・フレックス

1ヶ月内の3日間使用で、2等で267スイスフランから(2019年2月現在)

*主要な山岳列車の割引や、指定美術館が無料になります。
*16-25歳なら割引価格でパスを購入できます。
*購入時に、ファミリーカードを無料でつけてもらえば、同行する16歳以下の子供の料金が無料になります。(スイスでは5歳以下は無料)


スイストラベルパス&スイストラベルパス・フレックスのサイトはこちら(日本語)





上記2件は、買って見せるだけの簡単乗車用
以下は、自分で切符を購入する方にお得な情報です



*スイスハーフフェアカード

使用開始日から1ヶ月間、スイス国内の列車、バス、フェリーなどの交通費が半額になるカードです。

*スイストラベルパスでカバーしていない山岳列車にも使用可能なところが多いようです。
*ファミリーカードを無料でつけてもらえば、同行する16歳以下の子供が無料になります。
*1等、2等、両方に使えます

120スイスフラン(1ヶ月使用可能)(2019年2月現在)

使い方:
通常の切符を購入するとき、スイスハーフフェアカードを所持しているかどうかたずねられます。所有していれば、半額で購入できます
車内で、車掌さんに切符を見せる時は、一緒にこのスイスハーフフェアカードも提示します。

スイスハーフフェアカードのサイトはこちら(日本語)



*スイス鉄道のスーパーセイビング(早期購入割引)

スイス鉄道 SBBのサイトはこちら(英語)
無料アプリもありますが、英語になります。

オンラインまたはアプリで切符を事前に購入可能ですが、利用する時間によって、早期購入割引のきくスーパーセイビングというチケットがあります。
これは60日前から購入可能で、割引率は70%からとかなりお得!そこからだんだん割引率が低くなっていくので、日程が決まったら早めに購入するのがお勧めです。

アプリやパソコンでチケットを買うとき、時刻表左上に%のマークが付いているのが、その早期購入割引のある便になります。

英語のサイトなので購入方法はハードルが高くなりますが、詳しく紹介していらっしゃるサイトがありました>>ユア・トリップ
参照しながら購入できます。


【結論:どれを買うのが一番得か】


ぞれぞれのパスに様々な特典が付くため、旅行のスタイルでどれにすれば一番お得かが変わってくるので、どれが一番得かという結論を出すのが難しいのですが、
それほど列車やバスに乗らないのであれば、ユーレイルパスやスイスパスを購入しなくてもいいのではないかと思います。

ただし、これらは提示するだけであるため、切符を購入するのが面倒な方にはストレスを軽減してくれる頼もしい見方になってくれます。

けっこう列車に乗る方で、面倒くさがりやさんでなければ、事前にSBBのオンラインで、早期購入割引のスーパーセイビングチケットを購入すると、半額ほどで購入できます。

山岳列車に乗る方は非常に高いので、スイスハーフフェアパスがあれば、かなりお得。

ということで、結論は:

面倒くさがり屋さんには、ユーレイルパススイスパス
切符を買うぐらいの面倒くささは平気な方には、スイスハーフフェアパス
色々出歩きたいし、少しでも得したいから面倒くさいことには目をつぶるという方には、スイスハーフフェアパス+スーパーセイビングチケット(早期割引切符)


私の旅行では:

一つ一つの区間の料金を算出して、比較した結果、無くてもいい、と思う結論にいたり、
結局どのパスも購入せず、オンラインでスーパーセイビングチケットを購入して、割安に済ませました。

ただし、料金を算出していた時に、山岳列車のサイトに表示されていた価格が、スイスハーフフエアパスを使っての割引料金だったため、実際購入時はその倍額となってしまいました。
結果、もしもスイスハーフパスを買っていたら、この旅での交通費は合計して2000円分ぐらい得だったかも!という感じの結果になりました。

ということで、次回、またスイスを訪れる機会があったあかつきには、スイスハーフフェアパスを買うだろうと思いますが、
ユーレイルパス、スイスパス、いずれでもそこまで大きな損得にはならないと思います。

ただ、何も買わずにまともに列車の切符をその都度買うことは、避けたいです。




【イタリア・ミラノからスイス一周8泊1人旅】

1. 準備編&出発(9/23)
 番外編:スイスで交通費を安く済ます方法 <今ここ
*イタリア*
2. ホノルルからミラノまで(9/23-24)
3. ミラノの街&ドゥオーモへ(9/25)
4. ミラノ、キャットカフェ&アペリディーポ(9/25)
5. ミラノ中央駅からティラーノへ(9/26)
6. ティラーノからベルニナ急行でスイス・バートラガツへ(9/26)
*スイス*
7. バートラガツからワーテンスタインへ(9/26)
8. アルプスの少女ハイジの山へ行く(9/27)
9. バートラガツの豪華スパ(テルメ)へ行く(9/27)
10. バートラガツからアデルボーデンへ(9/28)
11. アデルボーデン、フルーティゲンからツェルマットへ(9/29)
12. ツェルマット(9/29)
13. ツェルマットでゴルナーグラートの山頂へ(9/30)
14. ツェルマットでスネッガへ(9/30)
15. ツェルマットからイタリア・ドモドッソラ、ストレーザへ(9/30)
*イタリア*
16. イゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ(10/1)
17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島)(10/1)
18. ストレーザの町(10/1)
19. ストレーザ、そしてミラノ中央駅へ(10/2)
20. ミラノからフェルノへ(10/2)
21. フェルノからハワイ・ホノルルへ(10/3)




2018年10月2日火曜日

21.イタリアからハワイまでの岐路 【イタリア・ミラノからスイス一周8泊1人旅】

イタリアのフェルノの町を出て、マルペンサ空港から飛び立ち、ハワイ・ホノルルへ

もくじ

1. 準備編&出発(9/23)
 番外編:スイスで交通費を安く済ます方法 
*イタリア*
2. ホノルルからミラノまで(9/23-24)
3. ミラノの街&ドゥオーモへ(9/25)
4. ミラノ、キャットカフェ&アペリディーポ(9/25)
5. ミラノ中央駅からティラーノへ(9/26)
6. ティラーノからベルニナ急行でスイス・バートラガツへ(9/26)
*スイス*
7. バートラガツからワーテンスタインへ(9/26)
8. アルプスの少女ハイジの山へ行く(9/27)
9. バートラガツの豪華スパ(テルメ)へ行く(9/27)
10. バートラガツからアデルボーデンへ(9/28)
11. アデルボーデン、フルーティゲンからツェルマットへ(9/29)
12. ツェルマット(9/29)
13. ツェルマットでゴルナーグラートの山頂へ(9/30)
14. ツェルマットでスネッガへ(9/30)
15. ツェルマットからイタリア・ドモドッソラ、ストレーザへ(9/30)
*イタリア*
16. イゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ(10/1)
17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島)(10/1)
18. ストレーザの町(10/1)
19. ストレーザ、そしてミラノ中央駅へ(10/2)
20. ミラノからフェルノへ(10/2)
21. フェルノからハワイ・ホノルルへ(10/3)<今ここ


イタリア・ミラノから始め、スイスを一周する旅も終わり、本日は早朝からイタリアを飛び立ち、イギリスのヒースロー空港で乗り換え、アメリカ・ロサンゼルスで乗り換えて、ハワイはホノルルまで帰国します。

イタリアからハワイへ帰国


早朝の午前5時45分、真っ暗な中、B&Bの玄関に立つと、1階から綺麗な女性が出てきてくれ、シャルのドライバーだとおっしゃいます。

「前の席に一緒に座って」と言ってくれ、助手席に。前の席はなんと、3人用でした。
シフトを操作しながら暗くて細い道を器用に運転してくれました。
電車だとすぐですが、車だと大回りするのでかなり運転してもらうことになります。

歩いて駅まで行き、ここまで来るのは真っ暗な中、やっぱり不安だし、シャトルをオファーしてもらってよかったなと思いました。

笑顔でお別れしてくれました。

【イタリア・マルペンサ空港】


マルペンサ空港からハワイへ帰国です

ゲートがわからない。尋ねるとかなり先でした。

イタリアのマルペンサ空港での出発と到着の飛行機のゲート表示

空港は広い。

マルペンサ空港は広い

免税店の中にもカフェ

ミラノのマルペンサ空港内の免税店にもカフェがありました

空港店内のお店に日本のガイドブックがありました。giapponeって書くんだなあ。しかも頭文字も小文字。興味深い。

マルペンサ空港内の本屋さんにあった、日本のガイドブック

実は私はメタルが好きなのですが、同じ飛行機にメタルバンドだろうと思う方たちが乗ることに気づきました。こっそり撮影

アングラのエド・ファルシさん率いるバンドにミラノ・マルペンサ空港で出会う

前から撮影。

アングラのボーカルだったエドゥ・ファルシとバックのバンドでした

バンド名を尋ねると、英語がよくわかんなかったのですが、中央のエドゥ・ファルシさんは、アングラというバンドでボーカルをしていたそうで、今回、ボーカルの世界ソロツアーとして、バックのバンド、リバース・オブ・シャドウと共に移動中とのことでしたが、
後でグーグル検索して知ったのですが、イタリアから私と同じくヒースロー経由、アメリカで乗り換えて、行き先はなんと、日本でした。

アングラのエド・ファルシさん率いるバンドにミラノ・マルペンサ空港で出会う


みんなすごく仲良しなようでした。楽器が重くて大変そうにされてました。
機内ではギターが上の棚に入らず、通路に置くことになり、大変そうでした。

朝日が出てきました。

マルペンサ空港で見た朝日

朝8時過ぎにミラノ・マルペンサ空港を飛び立ちました。

いよいよ離陸

バイバイ、イタリア。

ヨーロッパ上空、たぶんイタリアかスイスかそのあたり

どこの国の上空にいるのかなあ。雪山が見えてきました。

たぶんスイスの上空かな

イギリス上空。けっこうあっというまにヒースロー空港へ。

ヒースロー空港へ

ここで大変なことになるとは、まだこの時、私は知らなかったのです。

【イギリス・ヒースロー空港】


ヒースロー空港へ到着しました

乗り換えのゲートまで移動。

ヒースロー空港でアメリカ行きへ乗り換えです

【事件発生・・・】


さて、ヒースロー空港では乗り換えだけでしたが、国際線への乗り換えなので、また税関がありました。
ここの税関、非常に厳しいようで、私の前のおばあちゃんが、手荷物に入れていたローションの小さな容器が、ほんのちょっと、規定より大きめというだけで、処分されていました。

そこで私の手荷物がひっかかりました。
ハワイで日常、家の鍵につけてある護身用の耳の尖った犬のキーホルダーが、殺傷できる武器と判断されて、処分だけでは済まされず、セキュリティーを呼ばれてしまい、
セキュリティーが、これは警察を呼ばなければならない!と判断し、なんと警察まで呼ばれてしまいました。

乗り換え時間は2時間ほどしかありません。警察官は、なかなか来ない。セキュリティーの男性はけっこう冷たく、何時に来るかわからないけど、警官は今こちらへ向かっているから、と言い、そのまま勤務交代のようで、去っていっちゃって。
私は置き去りです。
飛行機の乗り換えに間に合おうが、間に合わないが、知ったこっちゃない、という態度で非常に冷たかったです。

後でわかったのですが、イタリアとイギリスは近いけれど、時差が1時間ありました。
この時はまだそれを知らず、警察官が到着する頃に、アメリカ行きの飛行機が出てしまったと思い、絶望的な気持ちになり、ああ、どうしたらいいのかしら、と心細くなって涙が出てきてしまいました。

やっとこさ、警察官が2名登場。
涙がポロポロ出てくる私に、こういったことは国の法律が違うのでよくあることだから、泣かないで、大丈夫だから、と言ってくれ、決まった作業にかなり時間がかかったけれど、優しくしてくれ、無事開放されました。
パスポートの写真を撮ったり、住所や供述書をとられたりをしましたが、乗り換えの時間を心配してくれ、「まだ大丈夫だ」と確認しながら作業してくれました。
そこで時差のことを知って、本当にほっとしました。

警察官の方たちの対応にはとても感謝してます。
今後気をつけようと思った次第。

で、ブリティッシュ・エアウェイズの午前11時半発、アメリカ・ロサンゼルス行きに無事乗ることができました。

今回の旅行では、どこでも皆優しかったのですが、ヒースロー空港では、搭乗の列に並ぶ私の前に、イギリスの中年ー年配の男性が先立って横はいり。しかも平然と、当然のように。2組・4人いっぺんに。

驚いたというより、あっけにとられた感じです。

たぶん、そこにいたアジア人が私だけだったからなのか、当然のように、ためらうことも、申し訳無さそうな態度もなく、入り込みました。
紳士の国というけど、紳士ってどういう定義なんだろう、と思いました。
淑女には紳士であって、アジア人は淑女に数えない、どうでもいい存在なのかしら。

私はいいけど、私の後ろにならぶ人も、4人分待たないといけなくなったので、かわいそうでした。

人種差別はどこにでもあるもので、過去にされたこともあるし、つまんないことだから、気にしないようにしているのですが、先ほどの事件の後なので、凹みました。
しかし、機内に入り、この平然と横入りした方たちが、ファーストでもビジネスでも、エコノミープラスでもなく、自分と同じエコノミーの後ろのほうの席だったので、なんだ、と、ちょっと笑ってしまいそうになった次第。

気にしないでおこうと思いました。

いろいろあったヒースロー空港でした。

【アメリカへ帰国】


さて、ブリティッシュ・エアウェイズもとっても感じよくて快適でした。ジンジャーエールは小さな缶で、2つもいただきました。

ブリティッシュ・エアウェイズの機内サービスは良かったです

11時間のフィライト、国際線なので機内食が出ました。
またチキンかパスタか尋ねられ、パスタにしましたが、やっぱりアツアツ!温かいというのではなくて、本当にアツアツで美味しい。
デザートはチョコレートプディングみたいな感じのものでした。濃厚で美味しかったです。

ブリティッシュ・エアウェイズのイギリス・ヒースロー空港とアメリカ・ロサンゼルス空港間に出た食事

おやつにチョコレートでカバーされたバニラのアイスバーが出ました。嬉しい。

食事の後に出たアイスクリーム。雲の上で食べられる幸せ

映画を5本見たつもりが、6本も見てました。
そして朝食。チキンかチーズか尋ねられ、チキンと答えたらチキンとバジルのフォッカッチャが出てきました。冷たいパスタサラダも美味しかったです。
デザートはフルーツケーキ。

ブリティッシュ・エアウェイズのイギリス・ヒースロー空港とアメリカ・ロサンゼルス空港間に出た朝食


【アメリカ・ロサンゼルス空港】


無事、ロサンゼルス空港に到着。アメリカの国旗を見たときは、ああ、無事かえってこられた!って嬉しくてたまりませんでした。
ここまで帰ってくればもう安心。

ロサンゼルス空港に到着。国旗を見て帰国できたことに、ほっとしました。

ロサンゼルス空港での乗り換え待ち時間も2時間。心に余裕が無かったのか、一枚も写真を撮らないままでした。

ロサンゼルス空港からホノルル空港へ。


【ホノルル空港】


夜8時前に到着。ミラノのマルペンサ空港から21時間かかりました。
ただいま、ホノルル

ホノルル空港の出口を出たところ。

息子が車で空港まで迎えに来てくれていたので、帰り道、アラモアナ・ショッピング・センターの「ごま亭」へ寄ってもらい、遅い夕飯をいただきました。
ごま坦々、美味しかったですー

ごま亭のチキン・カツ・カレーと、坦々面、美味しかったです

この翌日は、なんと17時間も眠りました。
身体の疲れというより、ヒースロー空港での精神的疲れが大きかったように思います。

急にお休みを取れることになり、どこへ行こうかと考え始めたのが1ヶ月前で、1ヶ月の間にプランを立てて実行したわりには充実のたびができ、
思い切って一人でも旅に出てよかったです。

旅行中、フェイスブックに写真を上げていたのですが、wifiがあるのがホテルだけだったので、毎晩アップし、それを12時間時差のあるハワイの友人、同僚が、毎朝見て、安否を確認していてくれたことが、心強く、嬉しかったです。

また自分の殻から飛び出した冒険をしてみたいと思ってます。

お読みいただいてありがとうございました。

Chiemi

20. ミラノからフェルノへ>>ここ(終わり)



【イタリア・ミラノからスイス一周8泊1人旅】

1. 準備編&出発(9/23)
 番外編:スイスで交通費を安く済ます方法 
*イタリア*
2. ホノルルからミラノまで(9/23-24)
3. ミラノの街&ドゥオーモへ(9/25)
4. ミラノ、キャットカフェ&アペリディーポ(9/25)
5. ミラノ中央駅からティラーノへ(9/26)
6. ティラーノからベルニナ急行でスイス・バートラガツへ(9/26)
*スイス*
7. バートラガツからワーテンスタインへ(9/26)
8. アルプスの少女ハイジの山へ行く(9/27)
9. バートラガツの豪華スパ(テルメ)へ行く(9/27)
10. バートラガツからアデルボーデンへ(9/28)
11. アデルボーデン、フルーティゲンからツェルマットへ(9/29)
12. ツェルマット(9/29)
13. ツェルマットでゴルナーグラートの山頂へ(9/30)
14. ツェルマットでスネッガへ(9/30)
15. ツェルマットからイタリア・ドモドッソラ、ストレーザへ(9/30)
*イタリア*
16. イゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ(10/1)
17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島)(10/1)
18. ストレーザの町(10/1)
19. ストレーザ、そしてミラノ中央駅へ(10/2)
20. ミラノからフェルノへ(10/2)
21. フェルノからハワイ・ホノルルへ(10/3)<今ここ

ミラノからスイス一周女ひとり旅

2018年10月1日月曜日

20.イタリア・ミラノからフェルノの町へ 【イタリア・ミラノからスイス一周8泊1人旅】

イタリアのミラノからフェルノへ

もくじ


3
ストレーザから列車で1時間50分、ミラノ中央駅へ着きました。
ここでお土産を買って、それから列車でマルペンサ空港そばの町、フェルノへ移動します。

【ミラノ中央駅周辺】


ミラノの中央駅に到着しました

ミラノ中央駅構内でも犬連れの方がいて、つい写真を撮ってしまいます。

ミラノ中央駅構内でも犬連れの旅行者さんがいました

ミラノ中央駅ホームのピザ屋さん。日本で言うところの立ち食い蕎麦みたいな感じかな。

ミラノ中央駅構内のピザ屋さんで立ち食いピザって感じかしら

ホームを出た駅のピザやさん。ここもおいしそう!レストランで食べたかったら1階(日本・アメリカでいうところの2階)へどうぞ、とサインに書いてますね!

ミラノ中央駅内に気軽に買えるピザ屋さんがけっこうありました

駅構内。
ミラノではスリに気をつけるようにとよく言ってもらっていたのですが、ワタシったらもう旅の後半で疲れてきているのか、落し物をしたんですー。
ミラノの駅で、後ろから女性の声がしているなーと思っていたら、男性がワタシの方をトントンとたたき、「チケットを落としたよ!」とにっこり。教えてくれました。
落としたチケットを拾って持ってきてくれるなんて、ミラノの方、優しい!と思ったと同時に、ワタシッたら気をつけるどころか、落とすとは!と思った次第。

天井が高くて大理石がふんだんに使われているミラノ中央駅

ミラノ中央駅内にあるカフェ・バー

手軽にちょっと食べられるカフェバーもおしゃれ

ミラノ中央駅の外へ出ました。これはミラノの大きな郵便局。

ミラノ中央駅すぐそばにある郵便局

靴屋さんのお店の中にもわんちゃん。かわいいですね。靴をかむなんてこと、しないんでしょうね。
ミラノで2時間ほど散策。

靴屋さんの中で飼われているようです

マーケットを見つけて入りました。チーズ、ハム、サラミの種類がすごいですね。
私はここでお土産のチョコをまとめてどっさり買いました。

実はここでもーお客さんが「お金落としたよ!」と教えてくれ、床を見たら2ユーロコインを落としていたありさま!
ミラノの方たちの優しさに感謝。

ミラノのスーパーマーケットではチーズ、サラミ、生ハムが豊富

本当はパスタも買って帰りたい、あれもこれも買って帰りたいけど、小さなバックパック一個なので、しょうがない。

ミラノ中央駅へ戻る道すがら、こんなに大きなバックパックを背負って、犬を2頭も連れている旅行者の方を見かけました。素敵だな。

昔、飼っていた犬と、まだ幼児だった息子を連れて、ハワイのラナイ島という小さな島でよくキャンプしたことを思い出します。
今は息子も大人になり、ペット禁止のうちで暮らしてますが。

大きな犬を連れたバックパッカー

ミラノでの目的は、町でお土産のチョコを安くたくさん買うことでした。
目的を果たしたので、ミラノ・マルペンサ空港の近くの町、フェルノへ移動します。

明日は早朝にミラノ・マルペンサ空港からハワイの自宅へ向けて出発するため、ミラノより近くのフェルノに宿泊しようと決めてたんです。

駅の自販機で、フェルノ行きのチケットを買いました。ミラノからフェルノまでは約50分です。旅費は4.80ユーロ。安くてそしてこの贅沢な紙を使った切符。

イタリア鉄道の券売機で切符を買いました

夕方だったせいか、列車はミラノから郊外へ帰宅する方たちと思われる人たちでコミコミでした。
座れたけど、立っている方たちも多かったです。

【イタリア・フェルノ】


さて、フェルノ到着。駅自体は想像したより大きくて、どっちに行っていいのかちょっと迷子状態。
たぶん、こっちで合っているはず!
事前にプリントしたグーグルマップを見ながら、事前にmap.meのアプリでこの地域の地図をダウンロードしてこなかったことを後悔しつつ、方向音痴なりに頑張りました。

フェルノの町に到着

ところで、map.meの無料のアプリは本当に便利です。訪問する国の地図を先にダウンロードして、目的地などに目印をつけておくと、現地でwifiが無くても、地図で現在地や目的地を示してくれる、どうなっているのかしくみがよくわからないけど、とにかくありがたいアプリですので、お勧めします。

フェルノの町の教会

フェルノの町にある教会

15分ぐらい歩きました。こんな住宅地に本当にあるのかな。と不安になりだしたころ・・・

こんな住宅街に出てしまって、B&Bは本当にあるのかとさまよう

ありましたー!ここここ!
ドアベルを押して待つこと数分、ほがらかなお母さんが出てきてくれました。
あわててケータイで誰かに電話していらっしゃいます。
「solo English?」と聞かれ、英語だけしか話せないか聞かれてるんだなと思って、そうです、と答えると、片言の英語で一生懸命、英語で、英語を話す娘さんが来るから半時間ほど待ってね、と教えてくれました。お嬢さんに電話していらっしゃったのでした。

Il GelsominoというB&Bに到着できました


脇の階段から2階へ上がってびっくり、これが私の泊まるお部屋。かあわあいいいい!

バッグをベッドに放り投げちゃって、写真撮影です

Il GelsominoというB&Bのお部屋です

屋根の傾斜といい、低めの窓といい、ベッドの真鍮といい、壁の色といい、全てが素敵です。

Il GelsominoというB&Bのお部屋の中はとにかくかわいかった!

後で「娘」と聞いていたけど「息子」さんがやってきて、案内してくれましたが、この広い広いバスルームも私のお部屋専用!

Il GelsominoというB&Bの部屋にある個別の浴室はかなり広かった!

シャワーでバスタブはありませんが、それはたいていどこでもそうでした。

Il GelsominoというB&Bの浴室のシャワー室、清潔でした

共有部分のダイニングキッチンが真ん中にあり、食事はここでとってね、ここにあるもの何でも自由に食べたり飲んだり、使ったりしていいから、と言ってくれました。美味しいビスケット、紅茶、コーヒー、ミルク、があり、レンジ、冷蔵庫、食器類が揃ってます。
屋根の傾斜、天蓋窓が素敵!

Il GelsominoというB&Bの共有部分のダイニングキッチンは広くてかわいい

ダイニングキッチン横にはベランダがあって、テーブルがありました。

あとでこのベランダで夕飯を食べました

外の眺め

住宅街にありましたが、眺めも申し分なしです

まだ誰も入っていないお部屋を覗き見。

イタリア・フェルノのB&Bのお部屋

自分のお部屋へ入って、ベッドに横になってみた。

イタリア・フェルノのB&Bのお部屋

上を見上げると、天蓋窓。カーテンがかわいい!

イタリア・フェルノのB&Bのお部屋

これがお部屋の鍵!レトロでかわいい!
最近出たティファニーの「これじゃモロに本物の鍵ですよ」というデザインのネックレスがありますが、それはちょっと、なんだかなあ、と思ったけど、
この鍵には「ティファニーみたい!」と一人盛り上がりました。ああ、かわいい!

イタリア・フェルノのB&Bのお部屋の鍵がかわいかった

ということで、動画に撮りました。


ときどきわんこがわんわんわん、と3回ほえては、しーん、という感じで、窓の外を見回してみたら、奥のお庭にいました。

イタリア・フェルノのB&Bにいた犬

お腹が空いたので、外へ行って来ます。これはベッド&ブレックファストの玄関で、住人の方が暮らしていらっしゃるとこ。

イタリア・フェルノのB&Bの玄関先

外から見た感じ。

イタリア・フェルノのB&B

また地図を片手に、元来た道を戻ります。

イタリアのフェルノの町

ジェラート屋さん

イタリアのフェルノの町にあるジェラートショップ

地図にたしかこっちにピザやさんがあると出てました。

イタリアのフェルノの町

見っけ!店構えを見て、うーんレストランと思っていたのだけど、デリバリー専門なのかしら。と思ったのですが、他にレストランらしいものがあたりにないようなので、入ってみました。

イタリアのフェルノの町にあるピザ屋さん

壁に貼ってある大きなメニュー!大きすぎてカメラに入りきれませんでしたが、あと2列ぐらいメニューがあります。
Romanaロマーナというのにしてみます。5ユーロ。

どれも5ユーロ前後、釜焼きピザがとにかく安くて美味しかったです

お店の中は、若い男の子2人と、このかわいらしい若い女の子1人の3人が、テキパキなれた様子で働いていました。あと、デリバリーの男の子もいたので、4人。休むことなく手際よく、気持ちよく働いてました。働き者!
この左奥の釜で焼いてます。釜の上にはシャベルみたいなピザを入れたり取り出したりするやつが4本乗ってましたが、種類によって使い分けてるようでした。

イタリアのフェルノのピザ屋さん 写真を撮らせてくれたピザ屋さんのかわいい店員さん

電話がひっきりなしにかかってくるのでとっても人気のお店のようです。

イタリアのフェルノのピザ屋さん

店内にもテーブルがいくつかあって、ここで食べるか聞いてくれましたが、お持ち帰りにしました。たった5ユーロでしたが、なんだか、でかいんですけど・・・
帰り道、近くの教会の音が鳴っていて、いい気分でした。

イタリアのフェルノのピザ屋さんから美味しそうなピザをテイクアウト

アツアツのピザを持って、宿泊先へ帰ります。

イタリアのフェルノの町

宿泊先に到着。キッチンのテーブルでフタを開けて見たら、やっぱり、大きなピザ!これで5ユーロとはスイスよりずっと安いことはもちろん、ハワイ価格よりずっとずっと安いので、感激。もっと儲けてください、と働き者の若い子たちにそう思う私。

ひとり旅、宿で食べるにはいいけど多い、大きなピザ

アンチョビ、モッツアレラ、トマトソース、オリーブがたっぷりの薄焼きピザでした。
何かわからない単語があったのですが、アンチョビだったよう。道理でお店の女の子が、何が入ってるかわかってる?と聞いてくれたはず。はい、とわかってないくせに答えましたが、アンチョビは大好き。美味しかった!
コーヒーを入れてミルクを注ぎ、冷えたお水も出してきて、外のベランダに出ていただきました。お皿はめんどうくさくて、省略ー。

B&Bのベランダでいただいた美味しいピザ

食べきれず、半分残っちゃったところ、このB&Bのお嬢さんが、到着客をフランス語で案内されてたのですが、お母さんが、英語が話せる娘とおっしゃっていたので、英語で、全部食べられなかったし捨てたくないから良かったらもらってほしいと伝えました。
喜んでくれて、お部屋は気に入った?と聞いてくれました。

もちろんー!

翌朝は早朝の出発で、駅まで15分、真っ暗だろうなと思ったので、有料のシャトルをお願いしました。
15ユーロ、キャッシュのみとのこと。うーん、キャッシュでユーロをもう持ってません。
ドル払いでもいいと言ってくれたので、20ドル渡して、翌朝5時45分にシャトルをお願いしました。

フェルノの町はたぶん、郊外に暮らす人の普通の住宅街なんだろうなって思う感じの町でした
ベッドアンドブレックファストB&Bには初めて泊まりましたが、またぜひとも泊まりたいと思いました!

楽しかった旅はここで終わり。
明日はマルペンサ空港から出発し、イギリスのヒースロー空港で乗り換えてアメリカのロサンゼルスまで飛び、そこでハワイのホノルル行きへ乗り換えて家へ帰ります。







【イタリア・ミラノからスイス一周8泊1人旅】

1. 準備編&出発(9/23)
 番外編:スイスで交通費を安く済ます方法 
*イタリア*
2. ホノルルからミラノまで(9/23-24)
3. ミラノの街&ドゥオーモへ(9/25)
4. ミラノ、キャットカフェ&アペリディーポ(9/25)
5. ミラノ中央駅からティラーノへ(9/26)
6. ティラーノからベルニナ急行でスイス・バートラガツへ(9/26)
*スイス*
7. バートラガツからワーテンスタインへ(9/26)
8. アルプスの少女ハイジの山へ行く(9/27)
9. バートラガツの豪華スパ(テルメ)へ行く(9/27)
10. バートラガツからアデルボーデンへ(9/28)
11. アデルボーデン、フルーティゲンからツェルマットへ(9/29)
12. ツェルマット(9/29)
13. ツェルマットでゴルナーグラートの山頂へ(9/30)
14. ツェルマットでスネッガへ(9/30)
15. ツェルマットからイタリア・ドモドッソラ、ストレーザへ(9/30)
*イタリア*
16. イゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ(10/1)
17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島)(10/1)
18. ストレーザの町(10/1)


イタリアからスイス一周ひとり旅

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