2023年3月末に、アイアンメイデン、ガンズアンドローゼズ、オジー・オズボーン、AC/DC、Tool、メタリカが演奏するパワートリップというフェスが、カリフォルニアのインディオで開催されることが発表されました。
日付は10月の6,7,8日の3日間。
日本にいる姉から教えてもらったとき、このような大物がそろうなんて、時期的に「エイプリールフールか」と思いましたよ。
値段を聞いたときはびっくりしました。高すぎる!
以下が座席別の金額です。手数料を入れた金額です。
これに日本から行くという姉をクレイジーだと思いましたが、私も「この機会を逃したら、もう二度と彼らを見ることができないのかもしれない」という思いがふつふつとわいてきて、よし、行くぞ、と、チケットを購入したのですよ。私もクレイジーな人の仲間入りです。
最初は下の赤で囲っている席かなと思いましたが、背の高いアメリカ人にまじって背の低い私が立って見るには、グランドフロアはきついので、両サイドのスタンド席に決定です。
世界一斉同時発売でした。
いやー1,200ドルもコンサートに払うのなんて、初めてです。
それを2枚買いましたよ。誰か誘おうと思って。
4月初旬にチケットを買ってからのち、オジー・オズボーンが体調不良でやはり、ライブは無理と判断され、代わりにジューダスプリーストが出演することになりました。
チケットをオーダーしたのが、4月、チケット発送は8月下旬からだったのですが、待てど暮らせど届かない。
海を渡って、アメリカ本土からハワイへ届く荷物がよく紛失するのですよ。アマゾンで買ったものさえ、届かないことがこの直前に2度あり、とても不安でした。
届かない場合、現地のWill Call(ピックアップする場所)へ行けばよいのですが、心配性なので、チケット販売元へ2-3度問い合わせました。
それでなのかどうかわからないけど、なんと、1199ドルの席から、1524ドルの席へ、アップグレードしてもらえたのですよ。
下の図の赤い丸の下から上へ、ぐぐっと思いっきりのアップグレードです。
うれしい!
ということで、私のまわりは、この3日間のイベントに、1524ドルも払う、私よりクレイジーな人たちばかりなのだと思うと、その人たちを見るのも楽しみでしかたありませんでした。
9月半ば、ようやくチケットが到着しました。チップ入りリストバンド、座席が書いてあるチケットとそのフォルダー、ピンやワッペンまで付いてます。
ワッペンはこのイベント用に買った帽子に、アイロンで張り付けました。
さて、飛行機はちょうど片道分のマイルがあったので、デルタで安く予約できました。
宿泊は、この大きなイベントのために、主催者が、ホテル付パッケージ、キャンピングカーをパーキングしてのパッケージ、テントを張って会場近くで泊まるパッケージ(シャワーも敷地内に用意してくれていました)などいろいろありましたが、どれも高い。
そう、3日間のイベントということは、フェスのチケット代、プラス、交通費、プラス、現地での宿泊費と食費がかかるんですね。
ますます、「クレイジーな人ばっかり来るんだな」って感じですよ。
近くのホテルは軒並みソールドアウト。
たまたま、持っているタイムシェアリゾートで使えるところが、会場からすぐそばにあったので、ワンベッドルームを2部屋予約することができました。ラッキーでした。
帰りはロサンゼルス空港近くで一泊するのに、朝食付きのエンバシースイート・インターナショナル・サウスを予約しました。
うきうきして、キャリーオン用のミニスーツケースも購入しました。すごくかわいいでしょ。盗難が一番心配なアメリカで、これは盗んだら呪われそうで安全そうだし(笑
10月4日(水曜日)
いよいよ出発の日です。
仕事を1時間早く帰らせてもらって、帰宅したらシャワーを浴びて、荷物をもって、近くに住む息子のお嫁ちゃんと一緒にウーバーでホノルルの空港へ。
メタルファンでもない息子嫁の娘ちゃんが、一緒に行ってくれることになったのですよ。
息子はこの期間、アメリカ本土を演奏ツアー中で、留守だったので、娘ちゃんはおうちで一人、ちょうどよく、女同士、一緒に旅行してもらえることになりました。
飛行機は別便ですが、どちらもレッドアイ。
夜飛んで翌朝到着する便を、寝不足で目が赤くなることから、アメリカではレッドアイと呼んでいますが、本当に目がしょぼしょぼでレッドアイ状態ですよ。眠い眠い。
ロサンゼルス空港へ、先についた娘ちゃんが待っていてくれて、一緒にレンタカー会社へ移動です。
そこで、後から着く姉と、合流です。会うのは7か月ぶりです。
10月5日(木曜日)
レンタカーを借りて、出発できたのは、お昼前です。おなかがペコペコだったので、すぐ近くにデニーズがあったので、そこでブランチにしました。
いっぱい食べて、やっとおなかが落ち着きました。
外へ出ると、牛丼の吉野家がお向かいにありました。ハワイには無いので、思わず写真を撮りました。日本の吉野家と同じかどうかはわからないけど。
さて、ロサンゼルス空港から、東の砂漠にあるインディオまで、移動です。
会場のあるエンパイア・ポロ・クラブは、コーチェラのイベントで有名なので、コーチェラと呼んだようがわかりやすいかもしれません。
姉のチケットが届かなかったので、今日はWill Callでチケットをもらって、それからリゾートへチェックインして明日に備えます。
グーグルマップ上では、145マイル、2時間半で着くかと思いましたが、大都会とあって、渋滞がひどい。下の地図では現在3時間22分で到着と出ていますが、実際は、6時間ほどかかりましたよ。
途中、お手洗いに行きたくなって、通常日本ではコンビニにお手洗いがあるけれど、こちらアメリカではコンビニではお手洗いを通常、使わせてくれないので、ショッピングモールかレストランかでお手洗いを借りることになりますが、ガソリンスタンドにあるセブンイレブンに入ってみたら、お手洗いがありました。しかし!工事中でした。
でもどうしてもお手洗いにいきたい。
敷地内のメキシカンレストランへ入って、ホチャータ(ライスミルクのシナモン味)を1つ頼んで、お手洗い(の鍵)を貸してもらえないか頼みましたが、ここでも、「女性用トイレは壊れてるんだ」という返事。
ドアにOut of Orderと張り紙がされていました。
思わず、「男性用トイレを使わせてもらってもいいですか?」と聞いてしまいましたよ。
困った顔をしながらも、いいよ、と鍵を手渡してくれました。いい人でした。
帰りはにこにこと手を振ってくれました。
さ、また移動です。
以前、Youtubeの動画で見た風車がどこまでも続く風景を見てみたかったのですが、それはここにありました。10号線沿いにずらっと。どこまでも続いていて、圧巻でした。
写真ではその一部だけしか撮れず、少しもすごさが伝わらないけど。
途中、ハワイに無いので絶対行かなきゃいけないお店、トレーダージョーへ行って、お土産にお菓子と自分用にかわいくて安いエコバックを買いました。
コストコへ行って、夕飯の食材も確保です。
そしてWill Callへ到着したのは、もう夜の8時過ぎです。
夜に着いてよかったのは、炎天下にならばずに済んだことと、空いていたことです。
ポロやテニスの会場だそうで、砂漠なのに下はきれいな芝生で、手入れが行き届いていて、気持ちよかったです。
無事、チケットをゲットして、そこからリゾートへ移動。
チェックイン後、すぐ裏にあるバーベキューグリルエリアへ。
今夜はリブアイのステーキです。日本語でリブアイはなんていうのか今調べたら、リブロースと言うそうな。
どーんと分厚いリブアイ、3枚入りで56ドルでした。安い。
敷地内には、子供用の遊具や、
プール、テニスコート、いろいろありました。
砂漠だけあって、暑いです。
蚊が多いと聞いていたけど、虫よけをつけていたからか、一度もかまれませんでした。
グリルのガス火で焼いたリブアイステーキをお部屋にもって入って、夜11時の夕飯です。
これで先ほどのステーキの1/2枚の量。
就寝したのは、12時を過ぎてからです。寝不足マックスでくたくたでした。おやすみなさい。
10月6日(金曜日)
悲しいことに、早起きしてしまいました。
5時間寝たけど、まだしんどい。しかしせっかくリゾートに宿泊しているので、一人でプールへ。10月だけど暑いです。
ちょっと冷たいぐらいで気持ちよかった。子供連れの親子が数名いただけでした。
子供たちが話しかけてきてくれて、ほんとにかわいらしかった。親御さんもニコニコされています。
みんなフレンドリー。
敷地内には、カバナや池もあって、カモや見たことのない大きな水鳥がいました。
朝はキッチンで目玉焼きを焼いて(形がいびつですが)、クロワッサン&ベーグル、ヨーグルト、バナナ、コーヒーにしました。
時間に余裕があったので、娘ちゃんをひっぱって、プールへ行って、ひと泳ぎし、ジャグジーであたたまりました。
さて、付け爪もしたし(普段長い爪をしないので、何をするにも不便で、すぐ取ってしまいましたが)、
タトゥーもしたし(シールですが)、蚊よけブレスレットも付けたし、
出発です♪
遅い朝食を食べたばかりで、おなかは空いてませんでしたが、ライブが終わるのは夜中。食べておかなくては、と、これまたハワイには無いので行かねばならないお店、インアンドアウトバーガーへ。4時の早めの夕飯です。
パテも野菜もポテトもフレッシュなので、本当においしい。
すいません、つい、かじりついてしまって、それから「あっ、写真撮らなきゃ」と思い出したので、こんな状態の写真です。
お店でジャガイモを切ってあげているフレンチフライ。オーダーしすぎました。残しました。
ここに来たら飲まねばならないシェイク。チョコレート味にしましたよ。
若いうちの娘ちゃんは、これにポテトをディップして食べます。アメリカの若い子たちはみなそうしてますね。
げげげ、それはないわーと拒否してきましたが、私も真似してみました。うーん、あれ、あら、おいしいじゃないの。
ケチャップで食べるのとはまるで違う、デザートになった感じ。
さて、イベント会場のパーキングは、無料ですが、初めての場所ということもあり、有料のパーキングを予約してくれていたのですけど、
この時私たちはまだわかっていなかったのです。有料であれ、なんであれ、パーキングの入口が見つけにくいということを!
とにかく会場は広いので、大きなブロックをいくつか合わせた状態なのですが、セキュリティ上、入り口は車1,2台が出入りできる広さしかなく、ぐるっと会場を囲む状態で、大渋滞なのですよ!
何しろこれだけの人たちが見に来ているのでね、
やっとパーキングできたのは、7時。そこから会場まで歩きます。
オープニングはアイアンメイデンですが、もう始まっています。曲が流れていて、大勢の人が見逃して、焦りながら歩いています。
大きなマーチャント(Tシャツやポスターなどのお店)がありました。買い物している人たちがいる。あきらめちゃだめよ、行かなきゃー!
私と娘ちゃんの席は、アップグレードしてもらったものだから、
特に入り口から遠くて、30分も歩きました。
席に着けたのは7時半。演奏が始まる時間が6時45分だったので、45分も見逃しちゃった。
いやでも、残りの演奏だけでも大満足のすばらしさでした。
アイアンメイデンのボーカリスト、ブルース・ディッキンソンは、ジャンボジェットのパイロットもしていましたが、今はリタイアしているそう。白髪になっていて、髪を束ねていましたが、とにかく
かっこいい!
パフォーマンスも素晴らしいけど、声量がものすごい。こんなにかっこいい65歳が実在するとは!という感じ。最初を見逃してしまったけれど、もうね、大満足です。
休憩の後は、ガンズアンドローゼズ。ボーカルのアクセル・ローゼズが、一曲一曲、終わった後に、頭を下げてお辞儀をするので、昔の無法なイメージとまるで違う。なんていい人なんだろう。
曲もたっぷり長時間演奏してくれました。
制限があるからこれ以上は演奏できない、ごめんね、というあいさつで終わったのは夜中の1時です。そして、花火が上がりました。
(私の隣の人の肘が写真に写ってますが。)
いやー大盛り上がりでした。
周りの人たちもみな優しく、同じものを好きな仲間という一体感が良かったです。
娘ちゃんのとなりのおじさん二人は(おじさんといっても、私と同年代だけど)、カンサスから車を運転して2日かけてやってきたそうです。帰りはポスターをいっぱい買ってました。
さて、帰りましょうか。
また来た道を、パーキングまで歩きます。コーチェラことエンパイア・ポロ・クラブにある大きな観覧車。明日はこれに乗ります。
マーチャントにはすごい人の列ができていました。この赤い柵の向こうに、何重にもなった列があるのですよ。皆さんバンドTシャツやポスターや購入されています。(最終日はこの柵を超えて、はるかかなたまで列が続いていました)
会場があまりに広く、ブロックとブロックの間の交通整理をしているのは、馬に乗った、これはセキュリティー?警官?
パーキングへやっとたどり着いても、そこから1つしかない出口を通って出るために、四方八方からやってくる車との譲歩があり、やっと出口を出て、リゾートへ到着すると、もう午前3時ぐらい。
そして、お部屋のオーブンでピザを焼いて、夜食をいただいてから、寝ました。もう朝方4時、5時ですよ。
体力勝負です。
10月7日(土曜日)
朝食から肉!スタミナつけて、2日目を乗り切ります。
といっても、朝方寝たので、これを食べたのはお昼の12時半です。
残りのリブアイステーキにソーセージ、サラダとクロワッサンです。作ってもらいました。ありがとう!おいしかったわあ。
昨日、オープニングのアイアンメイデンを見逃したので、今日は早めの出発です。
パーキングから炎天下を歩いて歩いて大変。
でも、会場には、給水所がいくつもあり、助かります。水はセキュリティの都合上、もって入れず、金属以外の容器を持ち込み、給水所で自分で入れることになっていました。
さて、これが観覧車
日本の観覧車と違って、オープンエアです。入口のドアもなし。
バランスよく人をほぼすべての観覧車に入れたら、スタートして、けっこうなスピードでぐるぐると何周も回ります。
ものすごく怖くてドキドキするけど、ドアも窓もないオープンエアなので、景色も最高に楽しめます。12ドルでした。
下に並んでいる人たちは、マーチャントでTシャツやポスターを買う人たちですよ。
パワートリップの写真撮影用コーナーもあり。長蛇の列だったので、並びたくなくて、横から知らない方たちを撮りましたわ。
もうね、暑さマックス。芝生の上はいいけど、そうでない場所は砂漠だけあって、砂埃がすごい。散水車がパーキングを回っているぐらい。
そこで、レモネードをごちそうになりました。
後で値段を教えてもらってびっくり。なんと、1杯15ドルもするとは!
だけど、これで生き返れました。
水が一番と思っていたけど、こんなに暑くて埃っぽくて体力を奪われるようでは、水ではダメですね。レモネードの効果を身をもって知りました。
本当に助けられましたよ。身体に染みわたっておいしかった。
早く着いたので、マンウォッチングです。
AC/DCのアンガスの格好をした女性。あまりにはまっていて、思わず、この後、一緒に写真を撮らせてほしいとお願いしました。
快く、「ジャケットも着たほうがいいわね!」とジャケットを着て、一緒に写ってくれました。
そのほか、セクシーな人多数。ちくびに星形シールを貼っているだけの女性を3名見ましたが、それはさすがに前から写真を撮りにくく、断念。
お尻丸見えの人だけ撮りましたよ。
おじさんは、前にきて、翼を広げて踊って、ポーズをとってくれました。
皆さまサービス精神旺盛です。
上記は若い女性だけど、出演しているバンドメンバーと同年代の女性が、ロックでセクシーな格好をしているのが、とにかく恰好良かったです。
ヘヴィーメタルのファンというと、以前いったアヴェンジドのハワイ講演では、若いファンが、Fワードを炸裂でしたが、今回は、皆さま年齢高め。バンドメンバーと同年代か、親の影響で聞いて育った子供や孫という構成のせいか、皆、落ち着いていて、優しい人ばかりで、そこにいるだけで、幸せな気持ちになれました。
早めに着いたので、おなかが空いて、ピザを買いました。1スライス11ドル。とても良心的なお値段。
空になったレモネードのカップに、水を入れて、レモンの風味を最後まで堪能しました。
2日目の1つ目のバンドは、ジューダスプリーストです。
オジー・オズボーンが出ないことになり、代わりに出ることになったから、
有名なバンドにもかかわらず、「俺たちジューダスプリーストっていうんだけど、知ってる?」とボーカルのロブ・ハルフォードが言うのが、面白かったです。いや、有名だし、皆知ってるから(笑
ボーカリストが最後に大型バイクに乗って現れるのが、お決まりだそうで、今回もそうでした。
パフォーマンスが良かったわあ。
さて、2バンド目はAC/DC。もう何年もツアーをしていなかったそうで、ファンの期待度マックス。客席の皆、AC/DCの赤い角を付けてます。
いやーフェス最大に盛り上がりました。ボーカルのブライアン・ジョンソンは76歳なのだそうですが、声量が半端なく、安定の音程。
リードギターの小さいやせっぽっちのアンガスは68歳だそうだけど、髪を振り乱して、ケンケンしながらステージの端から端まで動き回る。
そのパワーが素晴らしくて、会場は大盛り上がりでした。
正直、こんなにかっこいいとは思っていなかったです。誰に聞いてもおそらく、フェス一番のバンドとショーだったと答えると思います。
後で知りましたが、最前列で、メタリカのメンバーもAC/DCを見ていたそうです。
大金を払って参加しているにも関わらず、混雑を避けてショーの途中で帰る人もいた昨日だったのですが、今日は誰も途中で帰る人がいず、最後まで見続けていましたよ。
AC/DCのフィナーレには大砲が放たれると聞いてましたが、左右に3台づつだったかな、大砲があり、何度も何度も撃ったフィナーレでした。
そのあとは花火があがりました(私の左の人の今度は頭が写っていますが)
終わったのは昨日よりは1時間早い12時です。
そこからパーキングまで歩いて、パーキングを出るまで大渋滞で、リゾートへ戻ってくるまでが大変。
部屋についたら、娘ちゃんが、トレーダージョーで買ったというパスタを作ってくれました。
昨日よりは早い、夜中1時に食べる夕飯です。おいしかったあ。
寝るのはやはり2時をまわって、ほぼほぼ3時。おやすみなさい。
10月8日(日曜日)
疲れもマックス、朝ご飯というか、昼ごはんに一体何を食べたのか。写真を撮り忘れてしまいました。思い出すこともできない。うーん。フルーツとベーグル、卵とコーヒーだったかな。
今日も早めに会場へ。ウォーターメロンレモネード。こちらにはレモンが入ってなかったです。10ドル。バーガー16ドル、ポテト10ドルのおやつ。写ってませんが、コールドブリューコーヒーが10ドルです。
たくさん、飲食店が出ていて、ウイスキーやバーボンといった酒類もけっこう豊富。会場に持ち込みオッケーだけど喫煙は禁止されているのに、たばこやマリワナを吸ってる人が身近にいっぱい。いやー煙たかった。
バーや露店で買ったフードを食べる用のテントもありました。
最終日3日目の1バンドめは、TOOLです。
私の席の並びに、TOOLのボーカル、メイナードのしている顔を白く塗って黒でアクセントをつける化粧をしている子供が何人かいましたよ。
映像が素晴らしいと聞いていたのですが、本当に素晴らしかった!のですけど、
ちょっと「人体の不思議展」のポスターみたいで気持ち悪かったです。不思議な宇宙っぽい映像はきれいだったのだけど。筋肉とかやめてほしい。
しかしファン熱狂ですよ。人気があるんだなあ。
さて、2つ目の、フェス最後のバンドは、大好きなメタリカです。
話も上手。「ダークネスがそばにきたなら(自殺を考えそうになったら)、友達に話しなさい」という話もありました。そういうとこもいいなあ。
前に花道がつくられて、先頭で演奏してくれるからよく見えました。
ボーカルのジェームスが「私を見てる」といううれしい勘違いができるほどでした(笑
あまりに恰好良かったので、よそから借りてきた(パワートリップの公式アカウントから)画像を載せておきます。
ステージで何度も
炎が上がり、そのたびに、私の席でも
熱を感じるほどでした。パフォーマンスが素晴らしかったです。
最後は花火でフェスが終わりました。
大満足のフェスでした。
さて、また歩いてパーキングへ。この連日、パーキングから会場へ歩くの、なんと、毎日6-7マイルですよ。キロ換算すると、9.6キロから11キロも歩いていました。
この日のためにドクター・マーティンのかかとのあるブーツを買ったのですが、それがめちゃくちゃ重い。毎日、筋肉養成靴でもはかされている巨人の星の星飛雄馬の気分でした。(そんな靴は履いてなかったか)
キャンピングカーエリアを通ってパーキングへ。
こんなの車の屋根にのせていたり、大音量でメタリカやAC/DCをかけていたり、なかなか楽しいエリアでした。でも、こんなんじゃ、寝れないね。
この日もパーキングから出るのに一苦労で、リゾートについたのは午前1時をまわってからでした。
オムレツに昨日のパスタソースの残り(パンプキン、スクウォッシュ味)をかけて、ベーグル、フルーツをいただいて、3時に就寝です。
このソース、とてもおいしかったです。ハワイへの飛行機の便は私たちは手荷物だけなので、液体3.4オンス(100ミリリットル)以上はもって帰ることができず、ここで食べるしかなく、残念です。
ハワイにもトレーダージョーができてくれたらいいのになあ。
10月9日(月曜日)
本日は、インディオのリゾートを出発して、ロサンゼルス空港近くのホテルへチェックインします。
朝ごはんは、残り物を片付けるべく、冷蔵庫をさらえました。目玉焼き、ベーグル、ターキーのベーコン、りんご、バナナ、フルーツジュースでした。ごちそうや。
出発時にレンタカーを見たら、
初日に目をこすって
無くした私のつけまつげが、張り付いていました。よくまあ飛ばずに張り付いてましたね、3日間も!
インディオ行きの渋滞がひどかったので、早めの9時半に出ました。
風車が立ち並ぶ道をひたすら西へ。
第一目的地のチャイニーズシアターへ。
近くのショッピングセンターの地下に駐車しました。
パーキング代は、1日最大で20ドルですが、飲食すると、バリデートしてくれます。3時間ほど滞在して、バリデーション有で12ドルでした。
この大型ショッピングセンターにはぜひ行くべきですー。理由は後程。
通りに出ると、アイアンマンがテラスに立っていました。撮らなかったけど、1階にはハルクもいました。
ウォークオブフェイムを歩きながら、チャイニーズシアターへ行きましたが、お目当ての俳優の名前を見つけては写真を撮るからなかなか前へ進めず(笑
I’m sorry! I'm sorry!と言いながら通行人を止めてしまいながら写真を撮っているかわいい女性がいて、笑ってしまいました。
チャイニーズシアター到着です。
マリリンモンローの写真が飾ってありました。どこだどこだ!
ありました。手も足も小さい!
なんと、マーベルのアベンジャーズのメンバー全員の手形もありました。ゴージャス。
下はジョージ・クルーニーの手形と足形。こんなふうに、みんなの手形足形に自分の手や足を合わせて、一体何枚の写真を撮ったことか(笑
思っているより小さな敷地面積に、あらゆる人の手形、足形が、ぎゅっとつまっていました。
さて、ここから、ロックスターの手形があるというギターセンターという楽器屋さんまで歩きました。
車上荒らしに狙われたくないので、スーツケースを引っ張っての移動なので、炎天下だし、なかなか、疲れましたが、いろいろ見ながら歩くのも楽しかったです。下の写真は、ハリウッド高校の校庭の写真。
かっこいいね
「どこのハイスクール出身?」「ハリウッドハイスクール」なんて、ドラマみたい(笑
ガンズアンドローゼズのこんなウォールアートもありました。
ギターセンターへ到着です。
ロックスターの手形がずらーりあります!
下の写真の中央が、アイアンメイデン。下側は、デフ・レパード。上側は、なんと、日本のバンド、B’zです。
メタリカのギタリスト、カークのギターも展示されていました。なんと、ダイム(10セント硬貨)が一面に貼られています。キラキラ。
ギターだけでも重いのに、ダイムをこんなに貼ったら、めちゃめちゃ重いと思う。
これこそ、筋肉養成ギターだな。
満足したところで、また歩いてショッピングセンターへ戻り、カリフォルニアピザキッチンで、ランチにしました。
ランチと言ってももう3時。おなかペコペコ!
ペコペコといっても、やはり、半分で満腹!食べきれなかった半分は、持ち帰って、夜ご飯にいただきます。
もっときれいにアボカドが並んでいたんですけど、おなかが空いていて、1スライスを引きちぎったらこんなにぐちゃぐちゃになってしまって、それから写真をとったので、こんな状態です。
このピザが好きで、毎回同じものしか頼めない。今回もこれでした。
さて、このチャイニーズシアターすぐそばの大型ショッピングセンターへ寄るべき理由ですが、カリフォルニアピザキッチンの前が、展望台状態になっているのですよ。
そこから見えるのは、
ハリウッドの看板なのです。
私たちは予期してなかったので、テンションダダ上がりでした。
本当は、これから、大好きなプリティーウーマンで使われたホテル、ビバリーウィルシャーへ立ち寄ったり、サンタモニカの海沿いをドライブしたりしたかったのですが、
レンタカーを返却するのが夜の6時。こんな渋滞じゃどこも寄り道できそうにない、ということで、そのまま、1時間ほど運転してロサンゼルス空港のレンタカー会社へ車を返却。
行く前に下調べをしていけばよかったんですけど、仕事で疲れておろそかにしていたもんだから、つい、「ハワイのようにレンタカー会社からホテルへシャトルを出してもらえるだろう」なんてのんきに思っていたんです。
しかしロサンゼルスは大都会。レンタカー会社からは空港までのシャトルのみでした。
レンタカー会社のシャトルで空港へ戻って、空港からはホテルへのシャトルに乗ることになりました。
私たちが泊まったのは、エンバシー・インターナショナル・サウスでした。
エンバシー・インターナショナル・ウエストだと、シャトルが空港を巡回しているんですが、
サウスは、ホテルに電話をして、空港へシャトルに来てもらうシステムでした。
しかし、フロントで働く人がこの手配もしていて、フロントはたったの2名。電話はつながらないわ、なかなか大変でした。
娘ちゃんが尽力してくれて、無事、シャトルに迎えにきてもらって、ホテルへつきました。
今回、娘ちゃんにいろいろ助けてもらいました。よく気が利くお嬢さんなのですよ。かわいそうに疲れたと思います。いやあーすいませんー。懲りずにこれからもよろしくね!
フロントスタッフ2名だけでチェックインをしているので、ものすごく時間がかかって、
夜7時までの無料のラウンジサービスを5分すぎてしまって、飲み物とおつまみを逃してしまいました。
ものすごく残念でした。
私は声を大にしていいたい。フロント2名じゃあまりにもかわいそう。もう少しスタッフを増やしてあげてちょうだい、と。コンシェルジュもいなかったし、二人ですべてをさばいている感じで、思わず、ねぎらって、褒めてあげたぐらい。
ゲストはみな、みんな大変そうなのをわかって、辛抱強く並んで待っていました。
中はディズニーランドのアーケードみたいでした。天井はガラス張り。夜なのでちょっと暗いです。
初めてゆっくりできる夜。
お部屋で残りのピザを食べて、プールもジムも行かず、10時に就寝しました。
10月10日(火曜日)
翌朝は、こんな感じでした。
姉の便は早いので、すでに出発した後。今日はもう、会えませんでした。
私と娘ちゃんは、疲れて、飛行機の便も夕方だし、できるだけ遅くまで寝たかったのですけど、
朝食が朝6時から9時までなので、あきらめました。
7時半に起きて、8時に朝食を食べに。
ビュッフェです。エンバシースイートは注文してから作ってくれるオムレツが有名ですけど、ここでは、フライパンではなくて、大きな鉄板上で焼く、しっかり焼く、ザ・アメリカな感じで、あのハワイで食べられる、日本人も大好きな、ふわふわのとろとろの半熟オムレツではなかったので、
普通に用意されているスクランブルエッグをとりましたが、
目玉焼きをオーダーして焼いてもらっている人がいたそうで、そうしてもらえばよかったです。
持ち帰りようのコーヒーカップも用意されているので、コーヒーとバナナをおやつにもらって出ました。
私たちの便は二人ともそれぞればらばらですけど、どちらも夕方の便なので、昼過ぎまでロビーでくつろいで、それから空港へシャトルで送ってもらいました。
さて、ハワイへ戻ります。
機内で食べるサンドイッチと飲み物を買って、搭乗。
行きはレッドアイなので、映画を見ずに寝ましたけど、帰りは映画を見るぞ!
と、張り切っていたのに、途中で寝落ち。
それでも、インディジョーンズを見れました。面白かった!
こうしてPower Tripのカリフォルニア・インディオへの旅が終わりました。
楽しく、心の充電ができた旅でした。
体はものすごく疲れましたが。
体重計に乗ってみたんですけど、増えてるんです。どうして?
筋肉養成靴で、毎日散々歩いたので、たぶん筋肉が増えたんだ、と思うことにしました。
覚えているうちに旅の記録を残そうと思って、ブログを書きました。
では、マハロです♪
お世話になった皆さま、どうもありがとうございました。
追記:
コンサートの写真に、私が写っていました(笑
↓
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