2025年1月30日木曜日

Vol.1 カリフォルニアからジョージアへ、アメリカを車で(ほぼ)横断

 ハワイからジョージア州へ一人引っ越しました。

車は、ハワイから送ることにしたのですが、どうせなら、家まで持ってきてもらわずに、カリフォルニアへ船で着いた時点で、自分で取りに行き、運転してジョージア州の家までアメリカを(ほぼ)横断したいと思いまして。

アメリカを車で横断するのが夢の一つでした。


でも、怖くて実行したことは無かったんです。もしもパンクしたら?もしも車が壊れたら?もしもケータイの電波が入らない場所だったら?もしも暴漢に襲われたら?

しかし、どうしても横断したい。

だから決心しました。

事前にトリプルAに加入しました。これは日本のJAFみたいなやつ。ケータイの電波さえ入れば、緊急時に助けに来てもらえます。
ただ電波がね、心配。9月にアメリカ本土へ旅行で行ったところは、Wifiどころか、電話もかけられなかったから。

そうしたら、心配した息子が一緒に横断してくれることになりました。

ちょうどハワイから仕事でアメリカ本土へ行っている息子の仕事納めが、私の車が届くカリフォルニアのロングビーチだったという偶然!
その仕事納めが、私の車が届いた4日後というタイミングの良さ!

そういうさけで、私はジョージア州のアトランタ郊外の家から、飛行機を乗り継いでカリフォルニアのロングビーチへ飛び、息子と合流しました。


アトランタ発の飛行機の便は朝8時発で、かなり早朝に家を出なければいけなかったので、安全のためにUberで行こうと思ったのですが、85ドルぐらいかかる。

でも、始発のバスと電車を乗り継いでいけば、たったの5ドル。

ものすごく悩み、息子からは、「安全のためにUberで行ったほうがいいね」と言ってもらいましたけど、結局、バスと電車でアトランタ空港へ行きました。

真っ暗な中でのバス待ちも、電車も不安だったのですけど、
始発利用の常連客が何人かいて、皆おしゃべりしているからほっとし、
私にもフレンドリーに話しかけてくれて、明るい気持ちになれました。

バスと電車で行く選択をしてよかったです。

これは電車を待っているところ。寒かったです。1時間半もかかって空港へ着きました。


アトランタ空港は大きな空港なので、セキュリティーを通過するのに45分もかかりました。
混んでいるうえに、冬で皆さん厚着しているので、セキュリティーで上着を脱ぐのに時間がかかっているようでした。
搭乗時間に間に合わない、と焦っている方も多数。早めに来てよかったです。


アトランタ空港からユタ州の空港へ飛び、そこで乗り換えでした。ユタではが降っていました。


しかし機内も空港も暖房が効いていて、私は冷えのぼせで頭痛がひどく、倒れるんじゃないかと思うほど。しかも、デルタ便だったんですけど、到着したのが同じAの場所でありながら、ロングビーチ行きははるかはるか先のAの終点。歩いても歩いても遠い

途中、売店で頭痛薬を買って飲み、終点の搭乗口へ到着してから少し戻って、ジャンバジュースで冷たいスムージーを買いました。

自分でアイパッドに入力してオーダーし、名前を呼ばれたらジュースを受け取るんですけど、
自分で何もかもやってるのに、やれチップだ、寄付だ、とアイパッドで要求してくる。
ちゃんと払ってたらこんな小さいジャンバジュースが11ドルになってました。日本円だと1700円ぐらい?嫌になっちゃう。
しかし冷たい飲み物でほっと一息つけました。


そうしてロングビーチの空港へ到着
ヤシの木がある!ハワイのヤシの木と種類は異なれど、ああ、ハワイみたいにお日様も輝いている!いいなあ、ロングビーチ!
空港は、ハワイ島のコナの国際空港みたいに、外で、オープンな感じがまたいい。


ロングビーチの空港略してLGBなんですね。
LGBとみると、レズビアン・ゲイ・バイセクシャルの略語にしか見えませんが、場所柄もあり、わざとのウケ狙いかも、なんて思ってしまった。同僚にも上司にも、友達にもLGBがいるので、皆元気にしてるかなーと思いをはせたりしました。


さて、そこからUberを予約して、港へ車を取りに行ったわけですが、
それが空港のUber乗り場が明確ではなく、ピックアップエリアというところで、普通車に入り混じってUberもピックアップがOkのようでした。

3レーンぐらいになった場所で、車が渋滞していて、どれが私の車なのか、ドライバーはどうやって私を見つけるのか、本当に大変でした。

3レーン向こうに自分のUberを見つけて、車の隙間をすりぬけて行き、慌てて乗車していたら、交通整理しているお兄さんに怒られると思いきや、優しく声をかけてくれて、あーいいな、ロングビーチ、空は明るいし、人も明るいしーと思いましたよ。

そして港に到着
Matsonで車を送ったのですが、中に入るにはこのベストを付けて、とこれ、いただきました。
「後でここに返しに来たらいい?」と尋ねると、キープしてていいとのこと。これで私、道路工事現場でも働けるかも。夜に自転車も乗れるかも。
どれもしませんが、ウキウキ嬉しくなりました。


Matsonのロングビーチでは、車が到着してから3日間は無料で、それ以後は1日につき15ドルの保管料で預かってくれます。
15ドルを払い手続きしました。ピックアップまで、まあまあ時間がかかりました。

で、車、どろどろになっていると噂に聞いていましたが、噂通り、どろどろになっていました。すごいなーここまですごいとは!


そこから、息子の今日の職場まで、運転です。
車を送るときに、ガソリンをほぼ空にしておかないといけなかったので、途中でハイウエイを下車して、ガソリンを給油しました。
カリフォルニアのガソリンはハワイよりも高いです。

田舎者の私、アメリカ本土の運転は怖いよ、気を付けて、と皆から心配してもらっていたのですが、私にはハワイよりも全然運転しやすく感じました。道路も車間距離も広いから。とはいえ、すいている日中だったからかもしれません。


息子のいる場所へ到着。ナビ様様。
腹ペコな私に、息子の同僚さんたちが、キンパやポケを食べさせてくれました。


夜は素敵な音楽を聴きました。疲れも癒されます。


近くのホテルで一泊しました。明日はいよいよ、車で横断の旅に出発します。

しかし、トラブル発生。足の指をぶつけて、ひびが入ってしまいました。

見る見るうちに紫色に変わり激痛。

実は私、足の指をぶつけてヒビが入るの、これで3回目なんです。1回目が一番ひどかった。完治するのに1か月と言われました。でも、対処法はテーピングしかないんですよね。

というわけで、今回もこれまでと同様、手近にあるものでテーピング。慣れたものです。

車で移動でよかったです。ほとんどはだしでいられるから。

姉に勧めてもらって、この横断の様子をYoutubeにアップしています。今日のブログの内容は、Vol.1、3分未満の動画です。

自分の話声を聞くと、恥ずかしいのと、自己嫌悪で落ち込んで、情けなくて涙まで出てきちゃった。開き直るしかないですね。

よろしければご訪問ください。



Vol.2のブログへ続きます>こちら

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