こちら、ジョージア州アトランタへ引っ越しの下見旅行パート1の続きです。
せっかくアトランタまで来たのだからと思い、水族館を見た後、公園内を歩いて、
同じ敷地内にある、コカ・コーラーのパビリオンへ来ました。
コカ・コーラのレシピは企業秘密!というのを強調したこの金庫のドア。
実は私はコカ・コーラのロゴが大好きで、あの字体のなんともいえないフォルムに魅せられ、若いころはアイテムを集めていたのですよ。
この日もはりきって、手持ちのコカ・コーラバッグを持っていきました。
ここには大好きなコカ・コーラのロゴが山盛り!
しかしね、ここの入場料は税込み21ドルもしたんです。
何十年も昔にここへ来た友達が言うには「入場料は1ドルで最後に好きなだけコーラーを飲めて、安くて最高だった」らしいのですが、恐るべしインフレ。今では21ドルですよ。
いくらコカ・コーラーのロゴが好きで収集していたころがあったといっても、21ドルの価値は、ぼったくりだろうと思いましたよ。私の前でチケットを4人分買っていた女の子も、絶句していました。
コカ・コーラは何でできているのか、というのを強調した、薬瓶の棚
所狭しとディスプレーされています
まあ古くはお薬として売られていたんですもんね。
私の元夫のお父様も、昔、ドラッグストアでコーラーのソーダファウンテンを置いて商売されていたそうで、こんな感じだったのかななんて思いながら、見ていました。
コカ・コーラのこのロゴの形も素敵ですが
瓶の曲線も素敵です
コカ・コーラといえばこの白クマちゃんが有名ですが、パビリオンにもくまちゃんがいて、一緒に写真撮影をしてくれるのですけど、撮影時間が決まっていて、あと1時間以上ここにいないといけないのかと思うと、
もういいや、帰ろ、と思ってしまいました。
ここは新製品のコーラのフレーバー、どちらがいいか、飲んでボタンでいいと思ったほうを選択するシステム。
よくわからないけど、ピンバッチ
過去の宣伝の看板
戦士にリフレッシュと活力を与えてきたコカ・コーラのコーナー
歴代のコカ・コーラの自動販売機。日本の自販機もディスプレーされていました。左端のなんか、お部屋にかざりたいわあ。丸いフォルムがかわいい。
最後に、ここでは、コカ・コーラー社が世界で販売している様々な種類のソーダの味見ができます。
同じスプライトでも、ファンタでも、国によって味が違いました。私は「入場料の元を取るべく、たくさん飲むぞ!」と思ったけれど、
もともと、ソーダは好きではなく、あまり飲めなくて、ぜんぜん得できなかったー!
パビリオンを出たら、このお土産物屋さんを通って出口に向かうシステムです。
もう収集はやめたとはいえ、欲しくなるグッズだらけで、欲望を抑えるのが大変でした。
「私はハワイからジョージアへ引っ越すのだから、今買っても荷物になって持っていけないのだから」、と言い聞かせたのが功をなして、何も買わずに出れました。ほ。
公園内を通って、
宿泊先へ戻りました。
戻る前に、夕飯をまたフードショッペへ買いにいきました。
テーブルに生花を小さく飾っているのがとてもかわいらしい。
「持ち帰らなくてもここで食べて帰ってもいいのよ」と言ってくれました。
本日はルイジアナ風オムレツ、Yelpで絶賛されていたのでオーダーしてみました。どれもおいしい。
こってりのチーズ、バター、クリームが苦手だと、きついかもしれません。私は苦手だったのでした。がしかし、おいしくて、けっこういただきました。胸やけもせず。
窓からの眺めはこんな感じ。
ハワイでの島暮らしが長かったので、都会の空の色を忘れてしまっていて、雨が降りそうなのかと思って、一度外へ出てから、傘を取りに戻ったんですよ、初日に。
これで、ジョージア州アトランタへ引っ越しの下見旅行は終了です。
たったこれだけの訪問で、引っ越しを決めて、そのあとすぐに引っ越しました。
自分の選択が正しかったかどうかなんて、まだわからないけれど、仕事も、資格も捨てて(不動産の免許も、公証人の免許も、ハワイ州内でしか使えない資格なので)友人ともさようならして、誰も知り合いのいない、未知の州へ引っ越すことにしたことに、行く直前まで後悔で心が萎えそうになりました。不安で仕方なかったんです。
これまでは、旅行といえば、帰る家が決まっているから、旅先で安心して楽しく過ごせたので、一人旅を満喫もできましたが、
私の帰る家はなくなるのだ、ここに一切合切を持って、移動して暮らし始めるのだ、と思うと、アトランタの街や人を見る角度がかわり、不安で、自分の選択、決断に自信がもてませんでした。
確信を持っての引っ越しではなかったからだと思います。
この後、実際に引っ越したわけですが、今は、とても気持ちが落ち着いています。
人生は旅だと思うので、少なくとも1年は、ジョージアにいて、新たな人生の旅を満喫しようと思ってます。
お読みいただき、ありがとうございました。また続きを書きますー。