アイスランドのヴァッツヘリトル洞窟へ行く
おはようございますー
アイスランドへ到着した日の翌日です。
到着した日は、港でロブスタースープをいただき、夢だったブルーラグーンへ行き、夜はレイキャビックの町を歩いて、これまた夢だったオーロラを見ることができ、宇宙一美味しいラム入りホットドッグをいただいて終わりましたが、
本日はドライブをがんばってアイスランドをレイキャビックから2時間半ほどかけて北上して8000年前に出来た洞窟へ行くつもりです。走行距離は片道200キロ。がんばります。
もくじ
レイキャビックの町にあるホテルに滞在。ホテルのレストランで、バイキングスタイルの朝食をしっかりいただきました。お皿の左のニシンの酢漬けはほんとうに美味しかったです。
北上するには、途中、入り江に沿って右へ迂回していくか、長い海底トンネルに入り、入り江の下をくぐっていくかの選択肢があります。
入り江をトンネルでくぐるときは、出口に料金所があります。
入り江を迂回すると2時間プラスになるので、時間短縮のため、長い長いトンネルをくぐりました。
アイスランドにこんなに長い海底トンネルがあるなんて!
出てしばらく行くと、ガソリンスタンドとコンビニがあったので、ガソリンを供給し、トイレを借り、サンドイッチなどを買いました。
ガソリンの買い方は簡単。デビットカードをいれ、ピン番号を入力して、ガソリンを入れるだけ。
デビットカードを持っていない方は、先に、クレジットカードか現金で、お店でガソリンのプリペイドカードを買って、そのカードでガソリンを入れます。
ガソリンの種類はハイオクしかありません。
実際にアイスランドへ車では、レイキャビックの町から洞窟まで、途中何も無い、という心細さを心配したのですが、
実際、車を走らせてみると、景色が綺麗でずっと運転していたい気分でした
いい気が流れているようです。
【Vatnshellir Cave ヴァッツヘリトル洞窟】
約2時間半かけて、レイキャビックから200キロ離れたヴァッツヘリトルの洞窟へ到着。
洞窟は風光明媚なところにぽつんとある小屋みたいな事務所が出発地点でした。
その前にパーキングスペースがあります。
隣の車がどろだらけでした。どこへ行って来たのかしら。楽しそう。私たちの車もけっこう土ぼこりでどろどろになりましたが。
ツアーは現地で申し込めます。予約不要。1人3750クローネ。(看板の金額よりちょっと値上がりしています。)
ツアー開始時間は、11時から3時まで毎時間。
ツアーの長さは45分。英語でガイドしてくれます。
200メートルほどの長さを35メートル下まで降ります。ヘルメットと懐中電灯を貸してくれますよ。
ここに利用できるトイレはありません。
「お手洗いはどこ?」とたずねると、
洞窟から南に向かって斜面の右下に見える灯台を指差し「すぐそこにあるよ」とのこと。
すぐそこっていうのが遠い!
感覚の違いか。車で4分ぐらい。
ビジターセンター内にあるので、ついでにアイスランドの野鳥、歴史など見れたので、行って良かったです。(お手洗いは無料で使わせてくれます)
(写真をグーグルマップから拝借し、説明を付けました)
この大地の下、いたるところに洞窟があるそうです。
左下のロケットみたいな建物。そこから洞窟へ入ります。
「最後に入る人は必ずドアに鍵をしてください」とのことでした。事故防止のためのようです。
女性が独り、足がすくんでしまって「私はやめておきます」と棄権されました。真っ暗な下を覗き込むと怖くなっちゃったようです。
らせん階段をぐるぐるぐるぐる降りていきます。
中はひんやり、真っ暗。懐中電灯で照らして歩きます。
もうスリリングで最高です。
ガイドさんが、ジョークをまじえながら、いろいろ案内してくれます。
こういった洞窟はいたるところにあり、よく、迷子になった羊が落っこちてしまうそうです。
なので、荒野を歩くときは、必ず踏み固められた道をみつけて歩くように、とのことでした。
草むらをむやみに歩くと、洞窟へ落っこちてしまうから。
こちらがアイスランド人のガイドさん。無表情で面白いことを連発されます。
楽しかった。
アイスランド人は、怒っても、笑っても、無表情なんだそうですよ。
これがらせん階段。
中は真っ暗ですが、ロープを張ってくれているので、それを持って移動できます。
洞窟は2段階に分かれていて、さらに下へ降りることができます。
8000年前のアイスランドの洞窟、来て良かった!大満足できました。
さて、帰り道。
洞窟から10分ほど戻ったところにある、Fjoruhusid Café なんと発音して良いのかわかりませんが、風光明媚な場所に立つカフェとのことで、そこをめざしました。
左下に見える屋根がそのFjoruhusid Caféです。
なので、まわりを散策。
崖下の波で削れたアーチが素晴らしかったです。
しばらく散策してから、おなかも空いていたので、急勾配の坂を戻って、来る途中に見たレストラン、Hellnar Primus Kaffi(ヘルナー・プリマス・カフィ)へ行くことにしました。
ドライブインみたいに広いお店です。
中の空間は広々していて、日光で暖か。
奥行きもあります。
フィッシュ・シチューを頼んだら、想定外のお皿に載ってでてきました。
なんだかリゾットっぽい感じですが。相当美味しかったみたいです。
他のお店でもフィッシュ・シチューは全てお皿にこのように盛られて出てきていました。お国違えば違いますね。
私はマッシュルームスープにしました。バターが効いていて濃厚!おなか一杯になりましたよ。
どんぶりサイズです。
おなかがいっぱいになったところで、出発。
また戻り道、海側へ反れてみました。
【Bárðar Saga Snæfellsáss バーロア・サヤ・スネイフェルサス】
Bárðar Saga Snæfellsáss バーロア・サヤ・スネイフェルサスへ寄り道。パーキングから岸壁までまっすぐ歩いていけます。地層がスゴイ。
波に削られて岸壁の下に洞窟ができています。
水平線を前にして景色が素晴らしいのですが、下を覗き込んでばかり
パーキングへの戻り道、Bárðar Saga Snæfellsáss バーロア・サヤ・スネイフェルサスの石を積み上げた像のところで写真を撮りました
帰り道、店もない、ガソリンの給油所があったので、トライ。
ガソリンスタンド脇には、緑で屋根部分を覆われた建物がありました。
夏も冬も快適に過ごせる知恵なのだと思います。
【Olkelduvatn 湧き水】
どうしても行ってみたかったOlkelduvatn の湧き水を汲みに。なんて発音するのか不明。オルケルドゥヴァツンかな。
場所はここ。しかし、民家の敷地内に位置しています。窓から家族がこちらを見てました
敷地内に沸いているミネラル豊富な飲料水をみなさんに開放してくださっていて、地面から出ている水道の蛇口をひねると出てくるのですが、
パイプの老朽化でサビ色。さびた味しかせず、残念でした。
細かいお金が無くて、10000クローネを寄付の箱に入れて帰ってきました。
運転して帰り道、カフェを発見。お手洗いに行きたかったので、立ち寄ってコーヒーを頼みました。
お手洗いはたいてい、1000クローネから2000クローネで借りることができますが、飲み物などをオーダーすると無料にしてくれます。
アイスランドの国鳥、パフィンの絵が黒板の看板に書いてあり「パフィンだってコーヒーを飲みに来るよ」と書いてあるのがほのぼの。
外から見たお店。
パーキングがやたらと広い。前で写真を撮っているのは息子です。
しばらく運転していて、またお手洗い休憩。
川のそばに
こじんまりしたレストランを兼ねたホテルがありました。
お水を買うと、「お手洗い代はいらないよ」とのこと。お水のほうが安かったので、恐縮です。
小さな子供がいて、かわいかった。
どなたも、フレンドリー。
アメリカのフレンドリーさとはまた違い、なんていうのかな、シンプルなフレンドリーさです。
景色を見ながら運転していたら、思っていた以上に時間がかかり、ホテルへ着いたのは夜遅く。
疲れてしまったので、もうそのまま、ホテルの売店でサンドイッチを買って食べてすませました。
1つ10000クローネ少々。日本円で1000円ぐらい
高いね、アイスランド。でも味がいい。見た目より美味しかったです。
上が、スパイシーチキン、サラダ、ペストをオリーブを練りこんだフォッカッチャではさんだサンドイッチ。
下は、チキンティッカマサラ、レッドペッパー、きゅうり、レッドオニオンとサラダをはさんだ平らなパンのサンドイッチでした。
レイキャビックの街へオーロラをまた見に行きたいところでしたが、
明日は、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸の間を泳ぐ予定なので、就寝することに。
おやすみなさい、ではまた明日の3日目へ
>> 3日目:ゴールデンサークル・シルフラで大陸間を泳ぐ
*アイスランド旅行・フロム・ハワイ:準備
*ハワイ出発・レイキャビックへ到着するまで
*1日目:レイキャビック到着・ブルーラグーンへ行く
★2日目:アイスランドの8000年前の洞窟へ
*3日目:ゴールデンサークル・シルフラで大陸間を泳ぐ
*4日目:アイスランドの滝2つ&氷河へ氷山をさわりに行く
*5日目:ゴールデンサークルで滝&トマト農園レストラン
*アイスランド出発:ハワイへ帰国するまで