アイスランド・夢のブルーラグーンへ行き、夜のレイキャビックを散策する
もくじ*アイスランド旅行・フロム・ハワイ:準備
*ハワイ出発・レイキャビックへ到着するまで
★1日目:レイキャビック到着・ブルーラグーンへ行く<今ここ
*2日目:アイスランドの8000年前の洞窟へ
*3日目:ゴールデンサークル・シルフラで大陸間を泳ぐ
*4日目:アイスランドの滝2つ&氷河へ氷山をさわりに行く
*5日目:ゴールデンサークルで滝&トマト農園レストラン
*アイスランド出発:ハワイへ帰国するまで
*ハワイ出発・レイキャビックへ到着するまで
★1日目:レイキャビック到着・ブルーラグーンへ行く<今ここ
*2日目:アイスランドの8000年前の洞窟へ
*3日目:ゴールデンサークル・シルフラで大陸間を泳ぐ
*4日目:アイスランドの滝2つ&氷河へ氷山をさわりに行く
*5日目:ゴールデンサークルで滝&トマト農園レストラン
*アイスランド出発:ハワイへ帰国するまで
レイキャビックの空港に到着したのは、ハワイを出て2日後となる10月24日の朝6時過ぎでした。
荷物を取ったり、両替していると、朝7時を過ぎ、
表に出て、出入り口のそばにいるコンシェルジュ(案内係)の素敵なお兄さんに
レンタカーへのシャトルはどこで乗ったらいいのか聞くと、
「どこのレンタカー会社?」
今回、オンラインで検索して一番安かった「Green Motion」で予約したのですが、
「今出たところだから1時間後に来るよ。中で待ってたら標識を入って来るよ」と教えてくれました。
朝8時の空港の外。まだ暗く、寒いです。少しタバコの香り。でも、ああ、アイスランドだなって感じ!
レンタカー会社のバンが迎えに来てくれて、係りの人がレイキャビックの小さな空港の中へ入ってきて、標識をかかえていたので、声をかけました。
事前予約していた人が揃ってから、無料でレンタカー会社まで連れてってくれました。
レンタカー会社はレイキャビックより南15分ぐらいのところにありました。
対応はとても良かったです。
*レンタカー会社には、無料の飲み物の機械(コーヒー、ココアなど)が通常置かれてあるので、せっかくなので、いただきましょう。
「この時期は天気が悪いのだけど、今日も明日もとても天気がいいので、オーロラが見えるわよ。」と教えてくれ、
毎日の天候と道路事情はここで見なさいと、URLが書いた紙をくれました。
お天気を見るなら: http://www.vedur.is
道路事情を見るなら: http://www.road.is
*緊急の日本の110番、アメリカの911番に当たるのは、112番。
*Fの付く標識のある道路は普通車では入ってはいけない
*リングロード(観光で回れる有名なロード)の最高速度は90キロ (少しでも越えて設置カメラに写っていた場合、後から罰金の請求が来ます)
*小石が多く、跳ね返った小石が窓に当たってひびが入ったり欠けるケースが多いので、車間距離をあけて運転すること
*一車線の橋がリングロードだけでも39箇所あるので、(上画像右の絵)速度を落とし、前から車が来ていないか確認すること。
*オフロードに入ってしまい、前方から車が来ていたら、端により停車する。
*強風時にドアを開けるとドアが強風で反対に折れる可能性があり、修理代が激高です。しっかりハンドルを持ってドアの開閉を行うこと。(いかなる保険もこれは対象外)
*砂嵐による車体のダメージは非常に高くつきます。砂が強風で車体に当たっているのを感じたら、砂嵐が去ったと思われるまで、ゆっくり運転を続けること。
という内容が以上の紙には書かれてあり、ひとつひとつ説明してくれました。
私が一番高い保険に入った理由がこのオフロードと小石、砂嵐、というのを見たからです。
さて、レンタカーはオンラインでは「フォルクスワーゲンか同等」とありましたがマツダを貸してくれました。
指定しなくても、スタッドレスタイヤでした。
エンジンをかけると、自動でシートの腰あたりが暖かくなり、雨が降り始めると自動でワイパーが動く。フロントガラスは曇り知らず、車内は寒さ知らずで快適でした。
さて、レンタカー会社を出たのが午前9時ごろ。
【レイキャビックの空港から】
*レイキャビックの街まではたったの2~3キロという便利さ*レイキャビックの街からブルーラグーンへは約50キロ
まずは、行きたかったブルーラグーンへ。
グリンダヴィック・アイスランド・カフェで名物のロブスタースープを食べる
しかしその前に、ブルーラグーンから10分ぐらい南へ下った港にあるグリンダヴィック・アイスランド・カフェへ。
空港やレイキャビック、レンタカー会社からは約50分ほどです。
途中、ブルーラグーンそばを過ぎるのですが、このあたりは温泉の湯気が空高くまで立ち上り、幻想的でした。
【レストラン豆知識】
*英語が通じる*チップはアイスランドでは不要
【Grindavik Iceland Cafe グリンダヴィック・アイスランド・カフェ】
グリンダヴィック・アイスランド・カフェは、港を目の前にして立っていました。外は寒いのですが、朝の日差しがぽかぽかしています。
目の前は海。漁船が停泊しています。
中に入り、カウンターでオーダー。
名物のロブスター・スープは10時半に出来上がるとのことで、他のものをオーダーしました。
息子が頼んだ漁師の朝ごはん(フィッシャーマンズ・ブレックファスト)。2000クローネ
アイスランド産ヨーグルトのIsey(イッシー)や、地元で獲れたにしんの甘酢漬け、スモークサーモン、アイスランド産トマトときゅうり(これしかアイスランドでは育てられないそうです)、ゆで卵、スライスパンなど、盛りだくさん。
シンプルですがものすごく美味しかったです。
そして紅茶。350クローネ
私が頼んだオープンサンド。サーモンか、えび、にしんから選べます。ゆで卵とマヨネーズ付き。1000クローネ
これも絶品の美味しさでした。シンプルなのに、何故なんでしょうね。
どこで食べた朝ごはんより、美味しいと思いました。
しかし、コーヒーは(アイスランド中どこへいっても)残念でした。
ここではコーヒーは350クローネ。
保温ポットから自分で入れるものでした。
後で知りましたが、アイスランドのコーヒーはどこも保温ポットから入れるスタイルで、それでもけっこうなお値段です。
待ちに待っているロブスター・スープはレジ前のカウンターに置かれます。
自分で大きなどんぶりに入れます。
地元で獲れたロブスターを殻付きで炒めて4時間以上煮込んで作るそうで、ロブスターの味が濃厚に出ています。塩味が濃い目なのは、港町ならではと思う。
ガーリックとコショウがぴりっときいていて、パンに合い、体が温まります。
お店のオーナーは綺麗な英語でこの町の歴史や観光の見所などを話してくれます。
右に写っているご夫婦は、ニューヨークの郊外にお住まいで、私たちと同じスタッドレスタイヤの普通車で、2週間かけてアイスランドを回り、各地のホテルに泊まるそうです。
「物価が高いから、朝食付きのホテルを全部予約したの」とおっしゃっていました。
長居したかったのですが、ブルーラグーンの予約を11時から入れていたので、お店を出ました。
【温泉豆知識】
*有名どころの温泉は全て予約制(オンライン予約)直接行っても入れてもらえない。すぐにいっぱいになるので、早めに予約すること。(どこでもオンラインで受付てます)
*要水着
【アイスランドのブルーラグーン】
世界最大の露天風呂。
1970年代に、地熱発電の工事中に湧き出た温泉が、シリカで白く、またそれが排水をつまらせて湖化。工事にたずさわる方が、温泉に入っていたところ、皮膚疾患が改善されたことで、うわさを呼び、1980年代から一般公開されて、今にいたる、比較的新しい世界の観光名所です。
予約のサイトはこちらです: http://www.bluelagoon.com/
予約は朝8時から9時まで1時間刻みにあり、その1時間内に到着すること。
1度入れば閉店までいられます。
カテゴリーは3種類あり、カムフォート、プレミアム、ラグジュアリー
時間帯により価格差があります。
カムフォート(6,990~9,990クローネ)
プレミアム(9,990~12,990クローネ)
ラグジュアリー(53,000クローネ)
そうです、温泉に入る感覚でいますが、非常に高い。
カムフォートには、ブルーラグーン入場料、貸しタオル1枚、ドリンク1杯、マッドマスク1回分が付いています。
私が行った昨年秋は、タオルも飲み物も付いていなかったので、持参した手ぬぐいを使用。ドリンクも購入しましたよ。今年3月から変わったそうです。
プレミアムには、プラス、アルゲマスク、貸しスリッパ、バスローブ。レストランの予約を入れられることもでき、予約するなら、スパークリングワインが1杯ついてきます。
ラグジュアリーは、個室ロッカールーム、お土産などが付いて来ます。
入ったところ。非常に綺麗。
ロッカーは電子ロック。シャワー、シャンプー、コンディショナー完備です。
白いシリカが髪に付くと取れにくいそうで、備え付けのコンディショナーを髪にたっぷり塗って、そのままの状態でラグーンへ行ってくださいとのこと。
温度はぬるめのお風呂ぐらいで、快適です。70度のものを38度前後まで調節して下げているそうです。湯煙が素敵。
底は平らな岩を貼ってあり、素足で快適に歩けます。そこまで深くありません。一番深いところで1.4m
ぷかぷか浮くと幸せで溶けそうです。
あー夢にまで見たブルーラグーン!
平泳ぎもしてみました。
しかし、人が多いです。
のどが渇くと、ドリンクを買えるお店もあり、腕輪をぴっとするだけで、ラグーンを出る時に支払いができます。アルコールもあり。また、小橋があり、その下に飲料水が出ている場所もあります。
太陽が高くなってきました。
せっかくなので、夜までいるつもりだったのですが、よいぐあいにのぼせる手前って感じで、とても長く入っていられそうにありませんでした。
夢のブルーラグーンでしたが、決心して出ました。
入っていた時間、約2時間。しかし大満足です。
外に出てからも、まわりを散策することができます。
シリカで白くて青い温泉の川。
黒い岩の向こうから上がる白い湯気
なんだか他の惑星にいる気分です。
堪能したので、ホテルへチェックインすることにし、北上。車で約50分で、レイキャビックの街に到着。
その中にあるホテルKlettur(クレター)へ。パーキングは裏に回って地下にありました。
部屋はイケアみたいにシンプル。温水による部屋暖房が効いていて、エアコンのうるささもなく、暑すぎず、のぼせず快適な暖かさです。
シャワーは温泉水!シャワーのみ。ふつうのホテルにはバスタブは無いそうです。
しかしシャワーの温泉水が非常に心地よい。
ただ、イオウの匂いが多少します。
部屋が乱れていてすみません、荷物を出したら疲れてすぐに寝てしまいました。
目が覚めたらすっかり夜!もったいない!
もう朝まで寝てしまいたいほど疲れていましたが、もったいないので、着替えて外へ。
お腹もあまり空いていず、レイキャビックの名物、米国大統領が「宇宙1美味しいホットドッグ」と言ったホットドッグを食べに行くことにしました。
地図上では徒歩でも片道20分ですが、なかなか見つけることができず、相当長い間、うろうろしていました。
レイキャビックの夜の街です
【レイキャビックは歩いてまわれる広さです】
物価が高いのでスーパーマーケットへ行って食料を調達したほうがいいと言われていましたが、スーパーマーケットも高い。
卵6個で649クローネ(600円ぐらいですかね)
シリアル1箱1,079クローネ。千円ぐらい?アメリカの3倍ぐらい。
島国なので、しかたない。
これならレストランで食べたほうが嬉しいね、ということで、スーパーでは何も買いませんでした。
ホットドッグ屋さんはどこ?
もうレストランも閉まっています。
変な日本語が書かれた看板を見つけました。ははは
靴屋さん。ショートブーツがいっぱいあります。
アメリカのチャック・ノリスの看板みっけ。
チャック・ノリスがアイスランドでグリルを経営しているとは知りませんでした。
これは鍵屋さんのようですね
閉まっていますが、カフェです。こういうところで飲むと、ちゃんとしたコーヒーが飲めるのかしら。
なかなかカラフル。
物価は高いけれど、トナカイの毛皮はいたるところで安く売っていました。アイスランド製ではなくて、ノルウェーのもの。
クリスマスショップがあり、アイスランドのサンタへ手紙を届けてくれるポストが前にありました。
「ベストフレンドや子供の名前を書いて手紙を投函すれば、13人いるアイスランドのクリスマスの聖者から手紙が届きます。この郵便箱は12月1日に開けます」
と書いてあります。素敵だな。
すでにいっぱい入っていました。
からすの剥製。あちこちで見ました。神聖な使いか何かっぽく見える。
ハードロックカフェ。お土産を買おうと思いましたが、高かったので、やめました。
ピザレストラン
建物をライトアップしているのをよく見かけました。
赤紫だけでなく
緑もあり
海沿いへ出ました。
沖にイマジン・ピース・タワーのライトが見えました。
【ジョン・レノン&ヨーコ・オノのイマジン・ピース・タワー】
これはヨーコ・オノさんが世界平和を祈って携わったライトのタワー。ジョン・レノンさんのお誕生日の10月3日にライトがつき、亡くなられた12月8日まで、ライトは空へ向かってまっすぐ伸びて点灯されています。
見ることができて良かった。
このイマジン・ピース・タワーの点灯式の日は、無料でレイキャビックからバスおよびフェリーが島まで出ており、立ち会うことができます。
それ以外の日も、有料で、ボートで島へ行ってライトを見ることができるそうです。
くわしくは、こちらに掲載されてあります: http://imaginepeacetower.com/
さて、そのライトを見ていてふと空を見ると
これは!
オーロラではありませんかー!
死ぬまでに行きたいブルーラグーンを実現した夜に、死ぬまでに見てみたかったオーロラも見ることができました!
観無量ですー
オーロラは、絶えず霧のカーテンように動いていました
【レイキャビックの街中からでも、オーロラが見える】
遠くへ行かなくても、レイキャビックからオーロラを見ることができると聞いていましたが、本当でした。お勧めは海沿いへ出ること。
街の真ん中にあるチョルトニン湖のまわりも暗いので、オーロラを見るにはいい場所だそうですよ。
海沿いを歩いていると、空にもやもやしたものが現れて、それがオーロラでした!
ブルーラグーンで泳ぎたい!という夢を叶えにアイスランドへ来て、オーロラを見たい!という夢も同じ日に叶えられるとは!
感無量でした!
歩くこと20分ではなく、迷うこと2時間
ようやく見つけました、ホットドッグやさん!
【Bæjarins Beztu Pylsur パイヤリンス・ペスティ・フィルサー】
(パイヤリンス・ペスティ・フィルサー:町で一番美味しいソーセージ、という意味だそうです)チェーン店なそうなのですが、2004年に前米大統領のクリントン氏が立ち寄り、召し上がって「宇宙1美味しいホットドッグだ」と言ったとか。2006年にはヨーロッパ一美味しいホットドッグに認定されています。著名人も数々訪れているお店。
ホットドッグと言えば、ポークとビーフですが、アイスランドのホットドッグは加えてアイスランドのラム肉がほとんどとのこと。
ラム肉のホットドッグなんて、お贅沢ですね。
生のオニオンと、揚げたオニオンをかけてくれますが、このコンビが絶妙で美味しい!
2種類のソースが何なのか?マヨベースと聞きましたがすっぱいわけではなく、まろやかで深い味。
1つ450クローネ
ソーダはいくらだったかしら。アメリカサイズに比べてすごくカップが小さいです。日本のスモールぐらいかも。
美味しかったので、最終日にも食べに来ました。
さて、おなかもふくれたし、ホテルへ帰ります。
郵便局。
これは、ドローンのお店。
レイキャビックの街中にある、Tjörnin(チョルトニン湖)のそばを歩きました
カモが湖のまわりの石畳に座り込んでいて、かわいかったです。
公衆トイレ。無料でした。息子が使用。息を止めて入ってましたが、死にそうな顔になっていました。ははは
本来この教会で火曜日の8時半に開催されているコンサートを見る予定だったのに。寝てしまって行けませんでした。
帰宅したらもう夜11時半でした。
明日は早朝から、北上し、8,000年昔の洞窟へ入ります。
*アイスランド旅行・フロム・ハワイ:準備
*ハワイ出発・レイキャビックへ到着するまで
★1日目:レイキャビック到着・ブルーラグーンへ行く
*2日目:アイスランドの8000年前の洞窟へ
*3日目:ゴールデンサークル・シルフラで大陸間を泳ぐ
*4日目:アイスランドの滝2つ&氷河へ氷山をさわりに行く
*5日目:ゴールデンサークルで滝&トマト農園レストラン
*アイスランド出発:ハワイへ帰国するまで