イタリア・ストレーザからフェリーでイゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ
もくじ
1. 準備編&出発(9/23)
番外編:スイスで交通費を安く済ます方法
*イタリア*
2. ホノルルからミラノまで(9/23-24)
3. ミラノの街&ドゥオーモへ(9/25)
4. ミラノ、キャットカフェ&アペリディーポ(9/25)
5. ミラノ中央駅からティラーノへ(9/26)
6. ティラーノからベルニナ急行でスイス・バートラガツへ(9/26)
*スイス*
7. バートラガツからワーテンスタインへ(9/26)
8. アルプスの少女ハイジの山へ行く(9/27)
9. バートラガツの豪華スパ(テルメ)へ行く(9/27)
10. バートラガツからアデルボーデンへ(9/28)
11. アデルボーデン、フルーティゲンからツェルマットへ(9/29)
12. ツェルマット(9/29)
13. ツェルマットでゴルナーグラートの山頂へ(9/30)
14. ツェルマットでスネッガへ(9/30)
15. ツェルマットからイタリア・ドモドッソラ、ストレーザへ(9/30)
*イタリア*
16. イゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ(10/1)< 今ここ
17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島)(10/1)
18. ストレーザの町(10/1)
19. ストレーザ、そしてミラノ中央駅へ(10/2)
20. ミラノからフェルノへ(10/2)
21. フェルノからハワイ・ホノルルへ(10/3)
番外編:スイスで交通費を安く済ます方法
*イタリア*
2. ホノルルからミラノまで(9/23-24)
3. ミラノの街&ドゥオーモへ(9/25)
4. ミラノ、キャットカフェ&アペリディーポ(9/25)
5. ミラノ中央駅からティラーノへ(9/26)
6. ティラーノからベルニナ急行でスイス・バートラガツへ(9/26)
*スイス*
7. バートラガツからワーテンスタインへ(9/26)
8. アルプスの少女ハイジの山へ行く(9/27)
9. バートラガツの豪華スパ(テルメ)へ行く(9/27)
10. バートラガツからアデルボーデンへ(9/28)
11. アデルボーデン、フルーティゲンからツェルマットへ(9/29)
12. ツェルマット(9/29)
13. ツェルマットでゴルナーグラートの山頂へ(9/30)
14. ツェルマットでスネッガへ(9/30)
15. ツェルマットからイタリア・ドモドッソラ、ストレーザへ(9/30)
*イタリア*
16. イゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ(10/1)< 今ここ
17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島)(10/1)
18. ストレーザの町(10/1)
19. ストレーザ、そしてミラノ中央駅へ(10/2)
20. ミラノからフェルノへ(10/2)
21. フェルノからハワイ・ホノルルへ(10/3)
雨が止んで何より!
イタリア・ストレーザのホテルにチェックインしたばかりですが、目の前のボート乗り場から、湖の島をめぐりに出発です。
ボロッメオ諸島を「全部周りたい」とフェリーのチケット売り場で伝えましたが、「もう時間が遅いので、2つしか周れないと思うわ」ということで、行きたかったイゾラ・ベッラ(ベッラ島)とイゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーリ島)(イゾラ・スペリオーレ)の2つへ行くことにしました。時間はこのとき、午後2時半ぐらい。
今日のブログは、その豪華な島、イゾラ・ベッラ特集となります。写真多すぎぐらいに撮りましたー
【イゾラ・ベッラへ】
ウィキペディアに日本語で紹介されてありました。
「イタリア北部のマッジョーレ湖のストレーザ沖の西に位置する島。「イゾラ・ベッラ」(Isola Bella)とはイタリア語で「美しい島」という意味。
長さ 320 m、幅 180 m。
島にはボッロメオ家のボッロメオ宮殿(Palazzo Borromeo)と階段状のバロック庭園(4 ~ 10月のみ開園)が存在し、イタリアバロック建築の傑作として知られる。
また大理石と貝から造られたグロッタと呼ばれる洞窟がある。グロッタは「グロテスク」という言葉の語源である。
1797年にはナポレオン・ボナパルトも同島に逗留した。現在は観光地化されており、フェリー観光における主要な見学施設となっている。」
英語のウィキにはちょっと違うことが書かれてありました。この島は、ボロッメオ伯爵が、奥様の名前イザベラからとったベッラと名付けたのこと。
他のサイトには、奥様のために宮殿を建て、庭園を造ったと書かれてありました。
その後、ヨーロッパの貴族のパーティや演劇のために使われるようになったそうです。
素敵!
私、「その愛妻家のご利益にあやかりたーい」というよこしまな願いを持って、ここに寄る事に決め、ツェルマットでの宿泊日数を1日短縮して、こちらに来たわけです。
女一人旅、ぴったりの訪問先ではありませんか。
さてさて、
フェリー乗り場は、ストレーザの町の中央だけでなく、この端っこにもあり、私はそこから乗りました。いくつも船が出ていて、料金もまちまちなようです。
事前にオンラインでも買えますが、割高です。私は現地で2島で9.50ユーロで買いました。

桟橋から船に乗ったところ


せっかくなので、外の席に座りました。だんだん陸から離れていきますー

風が気持ちいい!

すぐにイゾラ・ベッラに到着

イゾラ・ベッラで降りてすぐのボート乗り場前。ジェラートなどを売るお店がありました。

パノラマで撮ってみました。左に行くと、宮殿へ行けます。

正面の道。路地がかわいい。またまた、瀬戸内海の島を思い出します。

散策は後で。

左へ進むと、宮殿へ。

地面は小石を敷き詰めたもの。スゴイ。

入場券を買いました。16ユーロとけっこうお高い。維持費がかかるのだと思うのでしょうがないと思うことに。

入ってすぐには戦闘具。

中へ入ると、ご覧の通りで、もはや息を呑むような豪華さ。

天井高いー

カメラに収まりきらない大きさです

まずは絵画コレクション。こんなお部屋がいくつも続きます。

額までお高そう

隣のお部屋

その隣のお部屋

その又隣のお部屋。美術館何個分の絵があるのかと思うほど。

天井もこの凝り様

とどめはこちら。すごすぎる。

ひとつひとつゆっくり見ていたら何日かかるかなあと思います。どれも絵にストーリーが込められているので、じっくり見たいところですが、先を急ぎました。

床も素敵なモザイクタイル。相当時間がかかったことでしょうね。。。

寝室の1つを覗き見ることができました

隣の部屋へうつるとき、見上げればこの豪華さです

隣のお部屋。すごすぎてもう、目がくらみそうです。

座るとまるで後光が差しているように見える、ボロッメオ伯爵が座ったであろう椅子。

日本では神戸の異人館の1つにあるサターンの椅子というのが、このように赤いベルベット張りの椅子で、
その画像をケータイの待ち受けにしていたら、願いが叶う、と、乙女達の間で評判になっていると聞きましたが、
奥様思いで、瓦礫しかなかったこの島に、ここまでも贅を尽くした宮殿を建てたボロッメオ伯爵の座っていた椅子を待ち受けにしたら、どんないいことがあるかしら、なんて思った私です。
パノラマでとってみたけど、おさまりきれない。

天井までもが美しいアートです。彫刻には躍動感があり、まるで生きて会話を交わしているように見えます。

このお部屋の色、なんともいえない。こちら奥が別の寝室です。

調度品の数々。

天井の貝が素敵ですが、天井にいる怖い顔の彫刻の数々、きっとこれにもストーリーがあるのだと思う。

もう何十年もこうしてにらみあっている左右の彫刻

青い食器が飾られたお部屋

ガラス質です。スゴイなあ。

天井も素敵だけど

これってジオラマっていうんでしたっけ。イゾラ・ベッラの全貌です

わおー天井の高いお部屋に出ました

窓の外はマッジョーレ湖。

柱には天使たちの彫刻があります。

天井がとにかく高い

真上を見上げたところ。

隣のお部屋へ移る前に

動画を撮りました。
まあグランドピアノもオシャレな女性用仕様。裏蓋に絵がかかれてあります。

数々の絵画がここにも。

右側はさっきまでいた部屋です。人が写りこむと大きさがわかってもらえると思います。

男性の人魚が彫刻されてある調度品。

ほんのりピンクがカワイイお部屋。

床も素晴らしいデザインで、モザイク。手がこってます。

奥にあるのは、別の寝室です。

ベッドから見るとこんなふうに見える。最高の眺め。

まだまだ豪華なお部屋があります。

書斎。

家具の全てにかなりの細工が施されていて重みがあるのに繊細。

真ん中に小さな馬の鞍が飾ってありました。

この奥様は絵を好んで描かれたそうで、

なんと、これがその絵の一枚。そばでみると、犬の毛1本1本、じゅうたんの細かな状態まで丁寧に描かれてあって、もうほんとにびっくり。赤ちゃんを見守っている犬の絵です。かなり大きいキャンパスです。

4ヶ国語で説明が書かれてありました。

左に奥様の絵、右に、奥様が描いた犬と赤ちゃんの絵。対角で向き合って置いてあるのが素敵です。

変わった形の額に入った絵がいくつもありました。

彫刻のスゴイ、テーブル

そしてボールルームへ。

ここでパーティのダンスが繰り広げられていたそうです。

彫刻が本当にすごいですね。

お部屋の角はこんなふうだし。

ボールルームを出て、階下へ降りて行きました。

パノラマで撮りましたが、お人形がたくさん飾られたショーケースがいくつもありました。

その中のひとつ。物語になっているようです。

たくさんお人形がありました。

そしてこれが、日本語のウィキペディアに書かれてあった「また大理石と貝から造られたグロッタと呼ばれる洞窟がある。グロッタは「グロテスク」という言葉の語源である。」というお部屋の数々。洞窟ではなく、お部屋です。
ここに一番来たかったんですー。
天井はこんなふう。細かい大理石と貝が丁寧に埋め込まれて作られています。

天井も床も全て、細かい粒粒です。

ガイドさんが話している声を又聞きしていると、ここは最近まで存在を知られていなかったそう。夏の暑さを避けるため、夏には部屋の中に噴水が上がっていたらしいです。スゴイね。ガイドさんの話を聞いていた外国人が「This is so crazy!(クレイジーだよね!)」とびっくりして私に笑って言ってきたぐらい、細やかな作業で作られた部屋がいくつもいくつもいくつもありました。

グレーと白のコントラストが美しい天井。

お部屋がいくつも続いてます。

大理石の彫刻。こんなふうに夏は涼んでいらっしゃったんでしょうか。

隣のお部屋へ。

床もこの通り、全部、大理石の粒で、ボロッメオ家のマークのデザインを入れて敷き詰められていました。

お部屋のデザインはどれも異なってます。

別のお部屋の天井。

別の大理石の彫刻。

海をデザインしたそうですが、もうこれには圧巻です。
グロット内では、まるで、自分が人魚になり、海底で暮らしているかのような気持ちになります。

すごーい!

すごーい、すごーい!

伯爵、あなたはすごかった、というところで、動画も撮影。横向きに撮ればよかったと後悔。
お部屋を見終えて、上へ上がります。

ちょっぴり怖い。これは。。。何のため?

上を見上げると、螺旋階段はこんなふうです。

このゆがんだ感じがたまらなく、いい感じ。

あ、自分の写真、一枚もないーと思って、記念にとっときました。合わせ鏡になっていたようで、鏡の中に私がいっぱいいて、これまた不気味ですが。

お部屋を通り抜けて

ちょっと迷子になりながら

ここにはまだ見てないお部屋があるんだなあと覗き見しながら・・・

数々のお部屋を通り・・・

タペストリーのお部屋へ。このお部屋もすごかったです。
絹で織られたタペストリーは、どれぐらい前か忘れたけど、ガイドさんの話の又聞きによると、海外でクリーニングされ、戻ってきたときは、元々の金糸銀糸が見えるようになり、より美しく戻ったそうです。それを見れてラッキーでした。

空想の動物などが織り込まれてます。絵ではなく、織物です。

このような繊細な絵を織り出せるなんてすごい。ふち飾りも半端なく豪華です。

天井はこのように美しいし。

ボロッメオ家の象徴の1つが、なんと、ユニコーンなのだそうです。それで織物を良く見ていると、ユニコーンが織り込まれていたり。見えますか?

これもまたスゴイ絵のタペストリーですが

ユニコーンがライオンをやっつけてる絵です。意味があるみたいですね。

いやあ、圧巻でした。

この時間のフェリーに乗ろう!と事前に決めていたけど、とてもじゃないけど見終えることができないので、後の時間のフェリーに乗ることにして、庭を見て周ることにしました。

お庭でも迷子になりそうです。

人が写真に入ると、大きさがわかりやすいですよね。

どんどん階段を上がっていき・・・

ゲートをくぐると・・・

わー、また何かあるしー!

しかも、庭で飼われているのは孔雀、しかも白ですか!放し飼いです。

すごいー!

圧巻なお庭ー!

白い孔雀、他にもいっぱいいましたー

広すぎるお庭

ちょっとグロットのお部屋と同系色で同じ感じにつくられているように思えますー

両サイドの階段から上へ上がれます。
上がっていくと、あ、てっぺんにいるのはユニコーン!

どんどん上がって行くと、

横にも道があります

寄り道したいですが、さらに左に折れて階段を上がって行くと

広場になっていました

大きな像があちこちに。

ここにも

これは足元の後ろを見ていただけるとわかりますが、大理石のそのままのごつごつを残してあります。大理石を彫刻して作ったとはっきりわかる像でした。

広場の先から見た下にもある別の公園

ここまでを歩いて動画に撮りました。
さらに散策

お庭の手入れはいつするのか、綺麗に行き届いてます

陸地を眺めるとこんなふう

下の庭の先です

後ろを眺めると、先ほどの上の公園はこんなふうに見えます。

反対側から見上げると、ユニコーンがいたけど、こちらからは見えない。まるで別のものに見えます。

雨が止んでよかった。もーずっといたい気分

彫刻も、ボロッメオ家のマークを手にしています。すごいなあ。

ああ、堪能した。じゃ、出ようかな。

どんどん歩いて

広い庭を戻り

おみやげ物やさんや、カフェがありました

出口がわからず迷子になり、こちらと教えてもらいました

あっているのかどうかわかりませんが、とにかく歩いて行くと

出口発見
た

どうも裏口に出たようです。路地がかわいい!可愛いけど、私はいったいどこにいるのか。

迷っている最中にジェラート発見。

モンブランと、ティラミスをいただきました。
おつりが6ユーロも足りなかったので、店の奥にひっこんだおばーさんを追っかけてって、話したけど、らちがあかず、そこへやってきた若い店員さんにも事情を説明。
ごめんね、まちがっちゃった!とお金を返してくれ、いいのよ、別に、気にしてないから!と言ってから手を見ると、5ユーロ。えーあと1ユーロ足りない!と思ったけど、すでにおばーちゃん、店の奥にひっこんでる。
残念ながら、おばーさん、最初からこれはとても故意的に見えました。それで、また一から言うのが面倒になり、1ユーロぐらいいいや、と思って、美味しくアイスをいただくことにしました。
モンブランがとっても美味しかったです!

下へ降りていくとボート乗り場に出ました。
時間があったので、近辺をうろうろ。

ディナーには早く開いていないお店。長居できたらこういうとこで食事したいな

右の突き当たりはこんなふう。

階段を上がると、まだまだ奥へ行けそうで

どんどん進みましたが

素敵な隠れ家みたいな店がいっぱいありそうでした

こんなレストランとか

こんなお店とか

さて、乗り場に戻りました

フェリーを待つ人たち

船が来ました。今度の船は大型です!

入るとお料理が食べられるカウンターがあり

2階もあります。

上がってみましたー!

ところが、あっというまに次の目的地、イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島・またの名をイゾラ・スペリオーレ)へ到着!
あわてて階下へ降りました。

次は、イゾラ・ディ・ペスカトーレ(イゾラ・スペリオーレ)の様子です
15. ツェルマットからストレーザへ >>ここ>>>17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ
【イタリア・ミラノからスイス一周8泊1人旅】
1. 準備編&出発(9/23)
番外編:スイスで交通費を安く済ます方法
*イタリア*
2. ホノルルからミラノまで(9/23-24)
3. ミラノの街&ドゥオーモへ(9/25)
4. ミラノ、キャットカフェ&アペリディーポ(9/25)
5. ミラノ中央駅からティラーノへ(9/26)
6. ティラーノからベルニナ急行でスイス・バートラガツへ(9/26)
*スイス*
7. バートラガツからワーテンスタインへ(9/26)
8. アルプスの少女ハイジの山へ行く(9/27)
9. バートラガツの豪華スパ(テルメ)へ行く(9/27)
10. バートラガツからアデルボーデンへ(9/28)
11. アデルボーデン、フルーティゲンからツェルマットへ(9/29)
12. ツェルマット(9/29)
13. ツェルマットでゴルナーグラートの山頂へ(9/30)
14. ツェルマットでスネッガへ(9/30)
15. ツェルマットからイタリア・ドモドッソラ、ストレーザへ(9/30)
*イタリア*
16. イゾラ・ベッラ(ベッラ島)へ(10/1)< 今ここ
17. イゾラ・ディ・ペスカトーレ(ペスカトーレ島)(10/1)
18. ストレーザの町(10/1)
19. ストレーザ、そしてミラノ中央駅へ(10/2)
20. ミラノからフェルノへ(10/2)
21. フェルノからハワイ・ホノルルへ(10/3)
